配当金生活も夢じゃない?米国株の魅力とは?

配当金だけで有意義に生活を送ることは誰にとってもあこがれです。

この記事では、高配当が期待できる米国株投資の魅力とお金を効率的に増やすためのコツをご紹介します。

 

高配当株への投資を検討している方や配当金での生活にあこがれる方、米国株に興味がある投資初心者の方はぜひご一読ください。

 

近年投資家の中でも話題沸騰中の「米国株」

米国株は、高還元・高成長で、投資家の間でも話題となっています。

しかし、「外国の株は不安」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ここではまず、米国株の魅力をご紹介します。

 

株主への還元に積極的

米国の企業は、利益を株主に還元することに積極的です。

「企業は株主のもの」という考え方が浸透しており、日本の企業と比べると配当金が多くなる傾向にあります。

 

そのため、米国株には高配当銘柄が多く、配当金の収入を狙った投資家にはピッタリだといえます。

 

株価が上がり続けている

米国株の代表的な株価指数「S&P500」を見てみましょう。

これは、米国の主要市場で上場している銘柄から500銘柄を選び、構成している株価指数です。

 

「S&P500」の1989年の年末時点の数値は約350ポイントでしたが、2018年の年末では、なんと約2,500ポイントとなっています。

当然ながら、短期的な推移を抜き出すと、リーマンショックなどが発生した年は指数が落ちて(暴落)しまっていますが、その後数年で暴落前の数値に回復し、その後も右肩上がりで成長しています。

 

つまり、長期的なスパンで投資するならば、米国株は比較的安定した投資先であるといえます。

 

世界的企業に投資ができる

誰でも一度は聞いたことがある企業、「Google」、「Apple」、「Facebook」、「Amazon」はどこの国にあるか知っていますか?そう、米国です。

このように、私たちの普段の生活に定着している大企業へ投資できることも、米国株投資の魅力の一つです。

 

米国株のメリット

株主ファーストな米国株は配当金収入を狙った資産運用にはピッタリな投資先です。

日本株と比べると高配当な銘柄が多く、少額で投資を始めることができるため、初心者の方でも始めやすいというメリットもあります。

 

連続増配銘柄が多い

株主への還元を重視しているため、連続増配銘柄が多くあります。

日本でも有名な「コカ・コーラ」や「P&G」も連続増配銘柄で、どちらも50年以上増配し続けています。

 

日本株にはここまで長期間の増配している銘柄はありません。

 

複利効果

複利とは、いわゆる「雪だるま式」のことをいいます。

配当金を株式などの購入費(再投資)にあてることで、新たに資金を投入しなくても、少しずつですがお金が増えていきます。

 

例えば、元本100万円に10%の配当利回りがつき、元本100万円+配当金10万円=110万円になったとします。

配当金10万円を使わずに再投資を行った場合は、110万円×10%=11万円の配当がもらえます。

 

これを繰り返すことで元本を追加せずにお金を増やすことができます。

 

配当金をもらえるタイミングが多い

米国株では、多くの企業で配当金の支払いが年4回あります。

日本株では、大半が年2回か年1回の企業です。

 

2-1.で説明した通り、米国株は高配当銘柄が多いため、配当金収入を重視する投資家にはうれしいメリットです。

 

初心者でも始めやすい!少額から取引可能

米国株は1株単位から取引ができます。

 

日本株を買おうとすると、基本的には100株単位でなければ取引できません。

1株1,000円の銘柄を買おうとしても、1,000円×100株で、10万円が必要になります。

 

米国株は、銘柄にもよりますが1万円程度で1株を買うことができます。

そのため、大きな金額を投資することに抵抗がある初心者の方でも始めやすいといえます。

 

米国株のデメリット

ここまでは、米国株のメリットを説明してきましたが、もちろん投資につきものであるリスクやデメリットはあります。

投資は自己責任で行うものですので、よく考えてから購入しましょう。

 

為替リスクがある

為替リスクとは、円と外貨の為替相場の変動により、投資した資産の価値が変わることです。

 

例えば、1ドル=100円の時に、1株当たり10ドルの米国株を100株買ったとします(100円×(10ドル×100株)=10万円)。

その後、株価は変わらなかったと仮定し、1ドル=90円になった時点で株を売ろうとすると、円換算で90万円に目減りしてしまいます(90円×(10ドル×100株)=90万円)。

 

このように、株価が変わらなかった場合でも為替相場が動くことにより、損失が発生することがあります。

逆に、円安になった場合は利益が出ることもありますが、株式の売却タイミングには注意する必要があります。

 

配当金が二重課税となる

米国株の配当金を受け取る際は、現地で課税された分(10%)が自動で差し引かれます。

さらに日本国内で20.315%の所得税が源泉徴収されるため、二重課税されることとなります。

 

この二重課税を解消するためには、確定申告で「外国税額控除」の適用を受ける必要があります。

外国税額控除を利用すると、米国で差し引かれた税金が還付されます。

 

この制度の適用には条件がありますので、確定申告を行う際は税務署等へ問い合わせた方がいいでしょう。

 

米国株で配当金生活を送るコツ

配当金の収入を重視した米国株投資では、長期的に継続することと投資資金を確保することが重要です。

ここでは、実際に配当金生活を目指す際に、リスクを抑え、投資に失敗しないための留意点を説明します。

 

優良銘柄への長期分散投資が基本

配当金で生活を豊かにするためには、焦りは禁物。長期投資が基本となります。

増配している高利回りの優良銘柄を中心に投資を行い、成長する米国株市場の恩恵を最大限に受けましょう。

 

また、一つの銘柄に絞らず、様々な企業や業界へ分散して投資し、リスクを抑えることも忘れずに行いましょう。

必要に応じて保有銘柄の入れ替えをすることも有効です。

 

投資資金を確保する

多くの配当金を受け取るためには、投資を行うための原資が必要です。

年間120万円の配当金が欲しいとすれば、単純計算だと利回り4%で約3,000万円の原資が必要となります。

 

一度に多額は無理でも毎月の給料から積み立てたり、副業などで稼いだお金をコツコツと、月数万円ずつ投資していくべきでしょう。

 

配当金は再投資に使う

上記の4-2.とやや重複しますが、受け取った配当金は使わず、全て再投資に回して株式などの保有数を増やしましょう。

2-2.で説明したとおり、複利効果で少しずつですが着実に利益につながります。

 

配当金から配当金を生んでもらうサイクルをつくり、長期的に資産を育てていきましょう。

 

まとめ

この記事では、高配当な米国株の魅力をまとめました。

ポイントは以下のとおりです。

 

・配当金収入を狙い、配当金生活をしたいなら米国株への投資がおすすめ

・増配している優良銘柄を中心に投資

・長期的に投資し、複利で資産を増やす

・リスクやデメリットに注意して投資する

 

記事内でもお伝えしましたが、投資に焦りは禁物です。

長期的な目線でじっくりとお金を育てて、着実に資産を増やしていきましょう。

 

コツコツとつづけることが配当金生活への第一歩です。

 

 

 

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皆さんの祖父母世代は、銀行にお金を預けているだけで金利が10%、親世代は7%がつきました。

今は、0.01%しかつきません。

資産が倍になるまでの年数は、10%であれば7.2年。 7%だと10.2年。

今の日本の、0.01%だと6932年かかります。

昨今の2000万円問題もあり、投資による自助努力で、老後資産を築き自身の身を守る必要が出てきてます。

しかし、焦って投資を進めてしまうのはおすすめしません。 必ず失敗します。

また、資産運用を始めるにあたり、まずはセミナーに足を運ぶ選択肢もあります。

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