【FP資格】ファイナンシャルプランナー1級、2級、3級のそれぞれの難易度と合格率を解説。独学での資格取得は可能なのか?

人気資格と言われるファイナンシャル・プランナーですが、この国家資格は「1級、2級、3級」といった段階に分かれています。

1級が一番難易度として高く、2級、3級と難易度が下がっていきます。

とはいえ、どの級もそれなりの学習をしないと簡単に取得することは出来ません。

 

今回はそれぞれの段階の難易度や合格率、また独学での合格は可能なのかについて紹介します。

是非、最後までお読み下さい。

1級、2級、3級のそれぞれの難易度

ファイナンシャルプランナーとは、職業能力開発促進法に基づき、

1959年度より実施されている「国家検定」により、その力量を評価された「技能士」のことです。

 

国家検定と技能検定は同じ意味、同じことを指しています。

つまり、1級。2級、3級に分けて技能の実力・レベルを問う「検定」です。

 

ただし、この資格を持っているからといって弁護士などの専業に就けるわけではなく、あくまで技能・レベルを判定するものです。

 

日本では厚生労働省より職業能力開発促進法 第47条 第1講の規定に基づいて、「日本FP協会」と「一般社団法人 金融財政事情研究会」が指定検査機関に指定を受けて国家検定を実施しています。

 

今回は日本FP協会の試験情報に基づいて紹介します。

 

3級試験の難易度

 

3級試験は、ファイナンシャルプランナーの入門試験のようなもので、難易度もそれほど高くありません。

ただし、ファイナンシャルプランナーの試験範囲は非常に広いので、幅広い知識が求められます。

 

▽3級試験科目

学科試験(60問:120分)

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

*合格基準:36点以上/60点満点

 

実技試験(20問:60分)

*合格基準:60点以上/100点満点

 

2級試験の難易度

 

2級試験は実技試験の難易度が高く、その分3級試験よりも難しいと言われています。

ただし、毎年の合格率の平均は40%前後と比較的高いことから、

しっかり対策を立てて学習しておけば、ほぼ問題なく合格出来るレベルといえるでしょう。

 

FP試験の場合は宅地建物取引士の試験のように、受験者の正答率で合格基準が変わることはありません。

 

6割以上の得点が取れれば必ず合格できます。

また、いわゆる「ひっかけ問題」のように、受験者を落とすための問題がないのも特徴です。

 

▽2級試験科目

学科試験(60問:120分)

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

*合格基準:36点以上/60点満点

 

実技試験(20問:90分)

  • 資産設計提案事業
  • ファイナンシャルプランニングの基礎や提案書作成技術、係数表の利用等
  • 事例に沿った分析・提案等に関する技術を記述式のペーパーテスト

*合格基準:60点以上/100点満点

 

1級試験の難易度

 

1級試験の難易度は2級試験までの難易度とは格段に違います。

2級試験の合格率が40%前後だったのに対して、1級試験の合格者は10%前後です。

 

受験者の多くは平均して3回は受験していると言われています。

それでも、実技試験の合格率は80%前後と高いため、学科試験をクリア出来ればかなり合格まで近づけはずです。

 

ファイナンシャルプランナー1級試験は難易度が高くなかなか簡単に合格できる試験ではありません。

 

しかし、先ほども言いましたがファイナンシャルプランナーは国家検定の技能試験です。

弁護士などのように、この資格で独立して事業を行うことは難しいでしょう。

 

そのため、ファイナンシャルプランナーの仕事をもっと知りたい、などと言った高いモチベーションがないと合格は厳しいでしょう。

 

独学での合格は可能か?

独学で合格したいという人は、他の勉強や仕事が忙しくてスクールに通う時間がない、または費用を節約したいなど様々な理由があるでしょう。

ファイナンシャルプランナーの試験は段階的に難しくなっていきます。

一概に独学でも大丈夫とは言えませんが、どの段階にしてもポイントをしっかり押さえておけば大丈夫です。

 

教材選び

独学で一番悩ましいのは教材選びでしょう。

試験に臨むためには、その時々の最新の情報を知っている必要があります。

 

ファイナンシャルプランナー試験の書籍はたくさん販売されています。

そのほとんどは、次の試験に向けた内容が網羅されていますので、何冊か手にとって自分に合ったモノを探すか、

インターネットなどで、合格者おススメの教材を選ぶといいでしょう。

 

▽試験用教材でそろえるモノ

  • 学科試験対策用のテキスト
  • 実技試験対策用のテキスト
  • 過去問題集


この3つは揃えておきましょう。

 

法改正

ファイナンシャルプランナー試験の問題は、税制などの法律から出題されるものがあります。

法律の改正されたところは出題されやすい傾向にありますので、

インターネットなどで、常に新しい情報に触れるようにしておきましょう。

 

逆に法改正の対策がしっかりできていれば、これらの問題は得点しやすいとも言えます。

法改正の内容を正しく理解しておいて下さい。

 

受験資格は段階によって違いがある

ファイナンシャルプランナー試験の場合、1級試験、2級試験、3級試験とそれぞれ受験資格が違います。

 

【1】3級試験の場合

 

ファイナンシャルプランナーの業務に従事しているもの、または従事しようとするものです。

 

【2】2級試験の場合

ファイナンシャルプランナー3級技能士等を保有、または2年以上の実務経験、日本FP協会の認定講座の修了のうち、いずれかを満たしている必要があります。

2級技能士を目指す場合は、「AFP認定研修」「2年以上の実務経験」「3級技能士」「厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者」のいずれかに該当していなければならないことに注意して下さい。

 

【3】1級試験の場合

「CFP認定者」「またはCFP資格試験の合格者」「1級試験の学科試験のみの合格者」のいずれかである必要があります。

または、「FP養成コース修了+実務経験1年以上」が必要になります。

 

独学で合格するコツとは

ファイナンシャルプランナー試験の2級、3級は合格率40∼60%と比較的高くしっかりポイントを押させておけば大丈夫であることは上述しました。

まずは得意分野から勉強した方が効率的です。

 

2級試験と3級試験は36点取れば合格です。

例えば苦手な3科目で3点しか取れなくても、残りの得意科目で17点以上取れれば合格できます。

 

また、参考書を読むのが苦手とか、時間が限られないという人は過去問題を集中的にやりましょう。

 

いくつかの出版社で出しているもので、オリジナルの問題や予想問題などが多いものがおススメです。

 

また、日本FP協会のホームページで過去の試験問題をダウンロードすることもできますので、そちらも利用するといいでしょう。

 

まとめ

ファイナンシャルプランナーは、顧客の将来設計を客観的な視点で評価し、適切なアドバイスするというやりがいのある仕事です。

ファイナンシャルプランナーの1級から3級は国家検定で資格を取得する技能士ですので、

受験者を落とすための試験ではなく、実力を確認するための試験です。

 

ですから、上述したように苦手な分野を一生懸命に勉強するよりは、自分が得意とする分野に力をいれた方が、実力を確認するためにはいいでしょう。

 

苦手な分野は、資格を取った後に実務しながら勉強しても遅くはありません。まずは、ファイナンシャルプランナーとしての一歩を踏み出してください。

 

 

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