iDeCoの掛金限度額はいくら?自営業者や専業主婦など職業別に解説!

iDeCoの掛金は、月々5,000円から1,000円単位で自由に設定することができますが、職業によって上限額が決められています。

そこで今回は、自営業者などの第1号被保険者と、専業主婦などの第3号被保険者の掛金限度額や、掛金の目安について解説します。

 

また、途中で掛金を変更する場合の方法や注意点についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

自営業者などの場合

国内に居住する20歳以上60歳未満の自営業者やフリーランス、学生などは国民年金の第1号被保険者となっています。

そして、日本の公的年金は、国民年金と厚生年金の2階建てと言われていますが、第1号被保険者の場合には2階建て部分である厚生年金はありません。

 

つまり、将来受け取る年金が少なくなるということですので、老後の生活を不安に感じている方も多いでしょう。

この部分を自助努力によって補う必要があるという背景から、第1号被保険者の掛金はもっとも高く設定されています。

 

月々の掛金限度額

自営業などの場合、月々の掛金の上限額は68,000円、年間で816,000円とされています。

iDeCoの最大のメリットでもある「掛金が全額所得控除になる」という点で考えると、掛金の上限額が最大であることから、ほかの職業に比べると節税効果がもっとも高いことがわかります。

ただし、国民年金基金の掛金や国民年金の付加保険料を納めている場合には、その掛金等含めて上限額が68,000円ですので、すでにいずれかに加入している方や併用を考えている方は注意してください。

 

なお、第1号被保険者であっても、農業者年金の被保険者や国民年金の保険料納付を免除または一部免除されている方などはiDeCoに加入できないものと規定されています。

 

月々の掛金の目安は?

自営業者などの掛金限度額は、ほかの職業に比べると高く設定されていますが、実際に加入者がどれくらい拠出しているものなのか、目安として参考にしたいという方は多いでしょう。

国民年金基金連合会が公表している、 「iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入等の概況」 (平成30年3月時点)によると、自営業者の場合、119,814 名の加入者のうち約24.4%にあたる29,281名が5,000~9,000円、約22.3%にあたる26,684名が10,000~14,000円を拠出しているという結果になっています。

 

つまり、約半数近くの方が5,000~14,000円の範囲で掛金を設定しているということですので、無理なく続けられる範囲で資産形成を行っていることがわかります。

また、掛金を65,000円以上に設定している方は約20.2%にあたる24,237名となっており、このようなケースでは、将来受け取る年金の補填や退職金の代替として活用されていることが考えられます。

 

第3号被保険者(専業主婦など)の場合

国民年金の第3号被保険者とは、20歳以上60歳未満の厚生年金に加入している方の被扶養配偶者のことですので、専業主婦あるいは専業主夫などのことです。

もちろん、パート勤務している被扶養配偶者も含まれます。

 

月々の掛金限度額

専業主婦などの場合、月々の掛金の上限額は23,000円、年間で276,000円とされています。

しかし、所得が少ないと所得税は課税されませんので、拠出時のメリットである節税効果は期待できないということになります。

 

月々の掛金の目安は?

では、専業主婦などの場合には加入者が実際にはどれくらい拠出しているのか、先ほどと同じ「iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入等の概況」 (平成30年3月時点)を参考にお伝えしていきましょう。

専業主婦などの加入人数は23,082名となっており、ほかの職業と比較するとかなり少ない数になっています。

 

しかし、そのうちの約56.6%を占める13,068名が20,000円~23,000円に掛金を設定しており、限度額ギリギリまで拠出している方が多いことがわかります。

そして、5,000円~14,000円で設定している方は、全体の約40.7%にあたる9,389名です。

 

これは、専業主婦などの場合には拠出時のメリットはないものの、運用時や受け取り時のメリットを活用しつつ資産形成を行っている方が多いということが推測できます。

 

掛金の変更について

iDeCoは、60歳になるまで資産を引き出せず、原則として途中で解約することもできませんが、12月から翌年11月までの間で一度だけ掛金の変更をすることができます。

ただし、職業が変わったことによって上限額が変更になるような場合、このタイミングで掛金を変更するのであれば1回にカウントされないものとなっています。

 

では、掛金の変更方法や反映のタイミングを確認しておきましょう。

 

掛金の変更方法

掛金を変更する際は必要書類に記入して提出する必要がありますので、まずはiDeCo公式サイトまたは利用している金融機関から「加入者掛金額変更届」を取り寄せてください。

その際は、職業ごとに変更届の種類が異なるため、自分に合った書類かどうか注意しましょう。

 

変更になるのはいつから?

基本的に、掛金の変更手続きを行うと翌月から反映されますが、金融機関の締め日に間に合わなかった場合には翌々月から変更になります。

多くの場合、締め日は14〜15日に設定していることが多いようですが、金融機関によって異なりますので確認してみてください。

 

まとめ

今回は、iDeCoの掛金限度額を自営業と専業主婦の場合にわけてご紹介しました。

自営業者などは月々68,000円、専業主婦などは23,000円が上限ですが、年に1回は掛金の変更も可能です。

 

無理のない範囲で継続できるように掛金を定期的に見直しつつ、長期の資産形成に活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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