TOPIXとは?種類や日本平均株価との違いを分かりやすく解説

株式投資を始めるにあたって、TOPIXや日経平均株価などの指数を確認することは必須。

しかし、ニュース番組などでよく耳にするこれらの用語について、具体的に何を指すものなのか理解していない方も多いでしょう。

そこでこの記事では、TOPIXについてご説明しましょう。

 

TOPIXとは

 TOPIXとは東証株価指数のことです。

東証市場第一部に上場している国内の全株式を対象とし、その時価総額を数字にしたもの。

 

TOPIXの数値は、東京証券取引所が毎秒算出し、発表しています。

ニュース番組の経済情報でも、毎日発表されていますね。

 

また、TOPIXでは時価総額をポイントで表示。

そして、このポイントの基準日となるのは196814日です。

 

この日の時価総額を100ポイントとして、その日その日の東証第一部株式時価総額を算出しているのです。

 

TOPIXの数値は下のような計算式により算出されます。

 

TOPIXの計算式
東証一部に上場している全銘柄の時価総額÷基準日の時価総額×100

 

このように、TOPIXは東証一部に上場している全社の株式を総合的にポイント化し、表したものです。

そのため、東証一部上場企業の中でも時価総額が高い大規模な企業の影響を受けやすい数値であるといえます。

 

TOPIXには7つの種類がある

実は、TOPIXにも種類があるのをご存じでしょうか。

これは、TOPIXインデックスシリーズなどと呼ばれ、銘柄によって以下の7種に分けられています。

 

種別概要
TOPIX 100TOPIXTOPIX 1000対象銘柄の中で、時価総額および流動性が高い銘柄トップ100で構成した株価指数。
TOPIX 500TOPIX対象銘柄の中で、時価総額および流動性が高い銘柄トップ500で構成した株価指数。
TOPIX 1000TOPIX対象銘柄の中で、時価総額および流動性が高い銘柄トップ1000で構成した株価指数。
TOPIX Core30
(コア30)
TOPIX100の内、上位30社を対象とした株価指数。
OPIX Large70
(ラージ70)
TOPIX上位100銘柄に継ぐ、400銘柄を対象にした株価指数。
TOPIX Mid400
(ミッド400)
TOPIX上位100銘柄に継ぐ、400銘柄を対象にした株価指数。
TOPIX Small
(スモール)
TOPIX上位500社以外の銘柄を対象とした株価指数のこと

 

 

このように、TOPIX内でも時価総額流動性によって銘柄が分けられ、それぞれの数値が算出されています。

そして、この中でもトップ30の銘柄にあたるCore30の数字は、経済状況の見極めや投資において非常に重要な数値となっています。

 

TOPIXは日本経済に連動している

TOPIXには国内の主要な企業が名を連ねているため、その数値は日本経済の動向に連動しやすいといえます。

 

過去の例を表で見てみましょう。

 


(日本取引所グループ:株価指数ヒストリカルグラフ -TOPIX 

 

TOPIXの数値はバブル期であった1980年代後半に急上昇しています。

1989年には市場最高値も記録し、そのポイントは2884.80にもなりました。

 

また、バブル崩壊後には数値が続落し、さらにリーマンショックや東日本大震災でも影響を受けていることがわかります。

そして、アベノミクスにより経済に動きが見られた近年、数値は回復傾向にあります。

 

こういった動きからも、TOPIXが日本経済を鏡のように写していることがわかりますね。

 

TOPIXと日経平均株価はどう違う?

経済情報では、日経平均株価というワードもよく耳にします。

もしかすると、一般的にはTOPIXというワードよりも馴染みがあるかもしれませんね。

 

しかし、日経平均株価とTOPIXの違いがわかりにくいという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの章では、日経平均株価とTOPIXの違いについてわかりやすく説明します。

 

日経平均株価とは

日経平均株価とは、日本経済新聞社が東証一部上場企業銘柄の中から225社を選び、その株価を平均したものです。

225社の中には代表的な日本企業が選ばれており、経済動向を表す大きな指針となっています。

 

1回、もしくは臨時的に選定銘柄は入れ替えられます。

単位は円です。

 

TOPIXと日経平均株価の違い

TOPIXが東証一部上場企業銘柄の時価総額を表すのに対し、日経平均株価は東証一部上場企業銘柄の中から選んだ一部の企業の株価平均を数値したものです。

 

そのため、TOPIXは時価総額が大きな会社に、日経平均株価は株価が高い会社に影響を受けやすい傾向にあります。

TOPIXや日経平均株価はやや反映される数値の特徴が違っているので、それぞれ以下のようなポイントを押さえておきましょう。

 

<TOPIX>

日本の市場全体の動向が正確にわかる。
内需関連株の動きを写しやすい。

※内需関連株とは、通信や不動産・電力・小売など日本国内での運営が収益の柱になっている企業の株のこと。

 

<日経平均株価>

幅広い業種における現状を反映している。

外需関連株の動きを写しやすい。
※外需関連株は輸出関連株ともいい、海外での運営が収益の柱になっている企業の株のこと。
 グローバルな競争力を持つ企業が多い。

 

また、このような指数の中にはNT倍率と呼ばれるものも存在します。

これは「日経平均株価÷TOPIX」で算出される数値で、NT倍率が大きい時には、市場全体の株価が上昇傾向にあると判断できるとされています。

 

これも一つの指標として知っておきましょう。

 

まとめ

 TOPIXについて、さまざまな観点からご紹介しました。

これらの内容を理解しておけば、ニュース番組で流れる経済情報の理解もぐっと深まり、市場の動向を自身で確認できるようになります。

 

投資を始めたり経済状況を知ったりするための知識として、覚えておくといいですね。

 

 

関連:[株の基礎用語集]株式投資でリターンを出すための前提知識。

なぜ今お金を学ぶのか?

 

老後はどのくらいのお金が必要ですか?

何歳まで働き、どのくらい稼げますか?

皆さんの祖父母世代は、銀行にお金を預けているだけで金利が10%、親世代は7%がつきました。

今は、0.01%しかつきません。

資産が倍になるまでの年数は、10%であれば7.2年。 7%だと10.2年。

今の日本の、0.01%だと6932年かかります。

昨今の2000万円問題もあり、投資による自助努力で、老後資産を築き自身の身を守る必要が出てきてます。

しかし、焦って投資を進めてしまうのはおすすめしません。 必ず失敗します。

また、資産運用を始めるにあたり、まずはセミナーに足を運ぶ選択肢もあります。

このサイトでは、あなたの目的や生活スタイルに合った投資・資産運用、おすすめのセミナーを特集しています。

資産を増やしていくには、適切な「伴走者」が必要です。

お金の不安を解消すべく、このサイトを活用し、明るい未来への第一歩を踏み出してください。

おすすめの記事