投資の方法としてメジャーなのは、株式投資や不動産投資が挙げられます。
最近までは、仮想通貨も流行っていますね。
ただ、意外と見落としがちなのが、「金」(きん)への投資です。
金は遥か昔からその価値が世界で認められてきたものです。
今回は、その金融資産としての金が持つ特性、また金投資のメリットなどをまとめていきます。
目次
金(きん)とは?
金が価値をもつ理由は、「世界に金の存在量が限られている」ためです。
これを「希少性」と言います。
希少性があるものは手に入れにくいため、その価値が高くなるのです。
金の場合、外見が煌びやかなことも手伝って、人々の間で昔から人気のあるものでした。
他に希少性のあるものとしては、銀やダイヤモンド、プラチナなどが挙げられます。
金を保有するメリット
金は、株式ほど好景気、不景気に左右されず、価格の推移がゆるやかな点が特徴です。
企業の業績が落ちたり、世界的な大恐慌が起こると、株価は大暴落します。
株価は様々な要因に価格が左右されやすいためです。
それに対して、金の場合はそこまで景気変動の影響を受けません。
「安全資産」と呼ばれるぐらいですので、自分の資産を大きく目減りさせずに保有することができます。
金は歴史的に世界中で希少性があるものと認められています。
これは、大航海時代や産業革命、グローバル化の影響が大きいですが、どのような人種でも「希少的なものは価値がある」と考える傾向にあると言えます。
世界で共通の価値をもっていると、国を跨いだ取引が活発に行われるようになります。
以下の記事では、さらに詳しく金について解説すると共に、金への具体的な投資方法を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
金「投資信託」のメリットとデメリット
金投資の方法は、金現物を購入するだけではなく、金の投資信託を購入する方法があります。
投資信託には公募の投資信託とETF(上場投資信託)があり、どちらも金の価格に連動しているので同様の投資効果を発揮します。
金に連動する公募投資信託で投資する場合は証券会社や銀行などで連動する投資信託を購入することができます。
金の現物を買うことと金の投資信託を買うことの違いは何でしょうか。
まずは購入時の手数料が違います。金の現物では1~3%が購入手数料としてかかるところが多いでしょう。
一方ETFの場合は株式と同じなので対面証券の手数料だとしても1%程度、ネット証券であればもっと安い手数料で購入できます。
また公募投資信託であれば、買付手数料無料のファンドも存在しますので、購入時の手数料は安いことがメリットです。
以下の記事内では、さらに詳しく解説していますので参考にしてみましょう。
まとめ
この記事では、金投資に関する情報をひとまとめにして紹介してきました。
これから金への投資を検討している方は参考にしてみてください。