FXといえば「大きく稼げる」という印象が強いのではないでしょうか?
FXでどのように稼ぐのか?という情報を売ることでお金を荒稼ぎする業者もいるくらいです。
しかし、FXは本当に稼げるのでしょうか?
基本的に、資産運用には向いておらず、お金を一気に増やすことは可能ですが、同じだけのリスクがつきまといます。
この記事では、そんなFXについて、概要とトレードの種類、そしてそのリスクについて解説していきます。
目次
FXとは?
「FX」というのは、簡単に言うと外貨取引のことです。
ドルを買ったり売ったりして、その差額を利益として手に入れます。
株式投資とそこまで違わないという印象ですが、FXには株式投資にない最大の特徴があります。
それは、レバレッジをつけられるという点です。(株式投資も信用取引はありますが、FXはさらに容易に実行できます)
例えば、保有している金額が30万円であった場合、株式投資では30万円分の株しか購入できません。
それに対して、FXではレバレッジを効かせることによって、30万円を元に100万円以上の外貨を購入、売却することができます。
少ない額で、大きな利益を出せるという面がある一方、損失が膨らんでしまう場合もあります。
ここまでがFXの概要になりますが、次項からはさらに詳しく、FXトレードの種類からみていきましょう。
FXトレードの種類
FXのトレードスタイルには、
数秒~数分程度で決済する超短期売買の「スキャルピング」
数時間から1日の値動きで決済する「デイ」
また中長期で保有する「スウィング」
...という3つがあります。
以下の記事では、それらのトレードスタイルに合う人の特徴。
そして、それぞれのトレードのメリットとデメリットについて説明しています。
FXのリスク
FXは、チャートの分析を行ったり、経済、政治ニュースを見て相場の行方を予想したりと本来は客観的かつ冷静に行うべきものです。
分析の結果、自分が受け入れられる分のレバレッジをかけることは現実的な取引と言えます。
ただ、分析を全く行わず、単に一攫千金を狙ってレバレッジを高く設けることは、ギャンブルで一攫千金を狙うのと変わりません。
ギャンブルとは「投機」に他なりません。
時の運に任せて、安定した利益を得られるほどFXは甘いものではありません。
YouTubeなどの動画サイトで、FXで大損をした人たちの映像が見られますが、彼らが行っていることは、まさしくギャンブルそのものです。
FXの場合、レバレッジを高く設定し過ぎると、再起不能になるぐらいの損失を抱える可能性があります。
それこそ、数百万円から数千万円といった損失です。大損を抱えてから後悔しても、時すでに遅しです。
以下の記事では、上記のようなFXにまつわるリスクについてより詳しく解説しています。
FXで失敗する人の共通点
自分ならFXで失敗することなく稼げるだろう。
このような考えのもと、FXを始める人が少なからず存在します。
しかし、現実はそれほど甘くはありません。ウェブサイトや書籍などでFXについてほんの少し調べただけでも、数多くの失敗例を目の当たりにします。
その中には、多額の借金を抱えてしまうほどの失敗もあります。
つまり、FXでの失敗が自分の人生を台無しにしてしまうこともあるというわけです。
そう考えると、FXで稼ぐノウハウよりも、まずは多くの人が体験した失敗から学ぶほうが大切な気がします。
以下の記事を最後まで読んでいただければ、FXで失敗する原因と、その原因を解決する方法がわかります。
FXをすでに実践されている方だけでなく、これからやってみたい方もぜひ参考にしてみてください。
まとめ
FXについて情報をまとめてきました。
これからFXに取り組みという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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