「最近投資に興味があるけれど、まず何から始めていいのかわからない…。」
こういった不安から投資を諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?
そんな投資初心者の方にまず活用していただきたい、NISAについて制度の内容から銘柄の選び方まで徹底解説していきます。
目次
NISAとは?
NISAとは2014年に開始した「少額投資非課税制度」の愛称です。
2013年12月に証券投資の軽減税率が廃止になり、税率が10%→20%へ戻りました。
その際に証券投資を活性化する制度として導入されたのがこのNISAです。
NISA口座では毎年120万円を上限として投資ができ、そこで買付けたものの配当金や売買益が非課税になります。
以下の記事では、そんなNISAについて詳しく解説しています。
ジュニアNISA・NISAの違い
ジュニアNISAとNISAの違いはどのようなものなのでしょうか?
通常のNISA | ジュニアNISA | |
対象年齢 | 20歳以上 | 0歳-19歳まで |
非課税枠(年間) | 120万 | 80万 |
払い出し制限 | なし | 18歳まで制限あり |
運用管理者 | 本人 | 二親等以内の親族 |
ジュニアNISAといった名前の通り、通常のNISA口座を開設できる年齢以下の方が対象となっています。
そのため本人の代わりに、親権者である親などが資金を出し実際に運用します。
金額は通常よりも少額であるため、最大5年間で400万円が非課税枠となります。
以下の記事では、その違いをさらに詳しく解説しています。
NISA・つみたてNISAを始めるならどの証券口座?
数ある証券会社の中で、どこがNISA口座を持つのにおすすめなのでしょうか。
以下の記事では、証券会社によって取り扱っている商品が全く違うので、それぞれの特徴とおすすめランキングTOP3をご紹介しています。
また、今話題の「つみたてNISA」についても触れていますので参考にしてみてください。
利用できる方 | 日本にお住まいの20歳以上の方(※1)(口座を開設する年の1月1日現在) ただし、つみたてNISAと一般NISAはどちらか一方を選択して利用可能 |
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非課税対象 | 一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益 |
口座開設可能数 | 1人1口座(※2) |
非課税投資枠 | 新規投資額で毎年40万円が上限(※3)(非課税投資枠は20年間で最大800万円) |
非課税期間 | 最長20年間 |
投資可能期間 | 2018年~2037年 |
投資対象商品 | 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(対象商品についてはこちら) ○例えば公募株式投資信託の場合、以下の要件をすべて満たすもの
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(引用:金融庁「つみたてNISAの概要」)
まとめ
この記事では、「NISA」について網羅的に解説してきました。
これから老後に向けて資産運用を始めるという人は、まずはNISAを理解することから始めると良いでしょう。