「税金」といえば、なんだか複雑そう、理解するのが難しそう、という印象がありますよね。
しかし、税金の知識があれば、収入に対して手取額を大きくできたり、無用なところで税金を多めに払ってしまう、なんてこともなくなります。
塵も積もれば山となるという言葉がありますが、税金もうまく節約していけば、資産形成に大きく寄与します。
この記事では、そんな税金についての基礎知識を網羅的に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
税金の歴史
私たちの暮らしと密接に関わっている税金、実は太古の昔から存在していたのをご存知でしょうか?
学校の社会の授業ではサラッとしか触れられないのですが、税金のシステムは資本主義社会が成立する以前から存在していました。
そして、紆余曲折を経て、現代に至ります。
以下の記事では、この税金の歴史について、解き明かしています。
サラリーマンの税金
サラリーマンの方で、年収を上げることは、生活を豊かにする上で非常に重要なことですよね。
しかし、年収が高くても、税金は累進課税であり、しっかりと対策をしておかなければ、本来もらえたはずのお金を、知らず知らずのうちに損しているかもしれません。
税金の知識は、「手取額」を増やすにあたり非常に重要です。
普段は会社があなたの代わりに計算をしてくれますので、なかなか税金と向き合う機会は限られています。
これを機に、しっかりと税金の知識を身につけていきましょう。
個人事業主・フリーランスの税金
日本は累進課税が適用されており、世界的に見て、税率が低い国とはいえません。
一概には言えませんが、個人事業主の方で税前の利益が億単位になると、50%ほどが税金で持っていかれてしまいます。
法人化すれば実行税率は約40%程度になりますが、それでも税率は低いとは言えません。
世界を見渡せば、シンガポール、香港、ドバイなど税率の低い国は多々ありますが、日本という国に住む以上、この税金と上手く付き合っていかなくてはなりません。
さて、個人事業主は、「経費」をうまく活用することで税金を圧縮することができます。
サラリーマンであれば、労働収入が全てとなってしまい、事業に使う経費はもちろん会社の経費として返還されますが、収入にかかる税金はまるっと所得税がかかってしまいます。
以下の記事では、そんな個人事業主(フリーランス)の税金事情について網羅的に解説しています。
節税対策
誰でも「節税」はしたいと考えるでしょう。
しかし、なかなか節税しようにも、情報が複雑で、節税の実行まで至っていない人が大半なのではないでしょうか。
以下の記事では、税金を少しでも圧縮するための、節税に関する知識を網羅的に紹介しています。
つみたてNISA
2018年1月から始まった「つみたてNISA」は年間40万円まで非課税で、計20年間の長期投資期間があり、コツコツと積み立てて資産形成できる制度です。
金融庁が定めた厳しい条件をクリアした約170本の中からつみたてNISAで投資するファンドを選ぶことになりますが、まだまだ新しい商品なので何を選べば良いかわからない方も多いはず。
NISA
NISAとは2014年に開始した「少額投資非課税制度」の愛称です。
「最近投資に興味があるけれど、まず何から始めていいのかわからない…。」
こういった不安から投資を諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?
そんな投資初心者の方にまず活用していただきたい、NISAについて制度の内容から銘柄の選び方まで徹底解説していきます。
税金支払いの猶予
「税金」は必ず納めなければならないものですが、個人事業主、副業などをしている方の中で、どうしても支払いが出来ない、遅れてしまうということはあるかもしれません。
以下の記事では、税金の支払いを延納したり、分割払いにするなど、変更する方法について説明しています。
年金にかかる所得税
定年退職後にあなたが受け取れる年金は雑所得の扱いとなり、所得額に対して所得税や住民税がかかります。
年齢によって控除額が変動して、65歳以上であれば税金が少なくなるのが特徴です。
年金以外にも収入がある人は確定申告する必要があり、申告しないと追加の税金が課せられる場合があります。
年金にかかる税金の計算方法と確定申告について知っておきましょう。
宗教法人の税金事情
人間の世界には、様々な宗教があります。
日本では、仏教がメジャーですが、グローバル化の影響もあり、キリスト教やイスラム教、ユダヤ教を進行している人も少なくありません。
もともと、宗教は小さな集団の間で信じられてきたものですが、時代が進むにつれて、宗教団体というものが出現するようになってきます。
日本では、政治と宗教は分離するという原則のもとで、国政が行われていますが、実際のところはグレーゾーンになっていますね。
宗教団体は企業と同様に、法人化しているところが多いです。
ただ、通常の法人と異なり、宗教法人は税制面で優遇措置が取られています。
以下の記事では、そんな宗教法人について、一体どんな優遇がなされているのか明らかにしています。
トレンドトピック:タックスヘイブンとは?
実は、世界各国を見てみると、税金の事情がかなり異なっています。
中には、税金がほとんどかからないような国もあります。
以下の記事では、そんな世界各国の税金事情について情報をまとめています。
税金を支払うメリット?
「消費税が増税されて支出が増えてしまい、生活が厳しくなりそう」
「苦労して働いているのに稼いだお金から税金が引かれてショック」
社会人として生活していると税金を支払う機会が多くあり、面倒な負担を強いられるものです。
税金がなければ負担は少なくなり、今よりも余裕のある生活を過ごせるかもしれません。
しかし、税金を支払うことによるメリットもあり、税金がなければ社会の中で問題が発生する場合があります。
税金の仕組みと納税することの本質について簡単に知っておきましょう。
まとめ
今回の記事では、税金について網羅的にまとめてきました。
税金の基礎知識は生活をしていく上で必須です。
この機会に、しっかり勉強を進めていきましょう。