「株の配当金に興味があるけど、詳しいことはよく分からない……」とお困りではありませんか?

配当金や高配当株といった言葉を聞いたことがある人は多い一方で、配当金に関する詳しいことまで知っている人はそう多くはありません。

 

銀行預金に預けても利息が付くどころか手数料でマイナスになってしまう時代に、一部の高配当銘柄を保有しておけば安全に4%以上の配当金を貰うことも可能です。

ここでは、配当金の貰い方や配当金の税金・確定申告といった配当金に関する基礎知識について解説した上で、おすすめの高配当銘柄をランキング形式でご紹介していきます。

 

株配当金に関する基礎知識

「どうして企業は配当金を出しているの?」「配当金はどうすれば貰える?」「配当金の税金は?」といった、株の配当金に関する基礎知識を抑えておきましょう。

 

そもそも配当金って?基礎用語を抑えておこう

配当金とは、企業が利益の一部を株主に現金で還元するものです。

企業は、投資家に自社株を買ってもらい株価を上げるために配当金を出しています。

 

企業が配当金を増やすことは「増配」と呼ばれ、配当金を減らすことは「減配」、配当金をなくすことは「無配」と呼ばれます。

「増配」は株価の上昇材料となりますが、「減配」「無配」を発表した場合は暴落材料となるケースが大半です。

 

企業が複数年に渡って増配を行うことは「連続増配」と呼ばれ、「連続増配年数」が多い銘柄であればあるほど減配リスクがないと考えられます。

配当金投資において最も重要な指標とされているのが「配当利回り」です。

 

配当利回りは、1株あたり配当金を株価で割ることで算出される値で、配当利回りが高ければ高いほど配当金でお得な銘柄ということになります。

例えば、株価が1,000円で1株あたり配当金が30円だとしたら、30円÷1,000円=3%となり、配当利回りは3%となります。

 

また、配当利回りと似た言葉として「配当性向」があります。これは、企業の利益を配当金にどの程度還元するのかを示すものです。

個人投資家が投資する際には、「配当性向」よりも「配当利回り」の方が重要な指標とされます。

 

特に、配当利回りが3%を超えている株は「高配当株」や「高配当銘柄」と呼ばれ、配当金投資の対象にされることが多くなっています。

 

配当金はどうすれば貰える?権利確定日とは

配当金を貰うには、配当金を貰いたい企業の株を「権利確定日(権利付き最終日)」に保有している必要があります。

権利確定日は、企業の決算月の月末から4営業日前に設定されていることが多くなっています。

 

多くの企業では権利確定日を3月末と9月末の2回としていることが多くなっていますが、企業によっては6月末や12月末に設定している場合もあるため、企業ごとに権利確定日は要チェックしておきましょう。

また、権利確定日に銘柄を保有することによって配当金を受け取れることが確定しますが、配当金が実際に口座に振り込まれるまでは権利確定日から3ヶ月程度掛かります。

 

配当金を貰いたい企業の権利確定日はしっかりと抑えておき、その日までには必ず株を保有しておくようにしましょう。

 

配当金の税金や確定申告は?

株式投資で出した利益には、配当金・値上がり益に関わらず20.315%の税金が発生します。

つまり、配当金の利益も20.315%となります。配当金を10万円貰ったとしたら、2万315円を税金として納めなければいけません。

 

納税が必要になるということは、すなわち確定申告が必要になるということです。

ただ、証券会社で配当金を受け取る場合には、「特別口座(源泉徴収あり)」を選択することによって、配当金の受け取りから税金の支払い、確定申告書類の作成・提出まで全てを証券会社が自動で行ってくれます。

 

また、NISA口座で投資した銘柄から得られる配当金は非課税となります。

 

配当利回りの計算方法

高配当な銘柄を紹介するサイトなどでは、必ずと言って良いほど「配当利回り」という形で銘柄のランキング付けが行われています。

これは、投資した金額に対して何%程度のリターンを配当から受け取ることができるのかを示したもので、銘柄同士を簡単に比較できることがメリットです。

 

例えば配当利回りが10%だとすると、10万円分の株式を購入したとき、一年間で1万円の配当が手に入るということが分かります。

配当利回りが5%の場合、同じ10万円の株式を購入したとしても、一年間で手に入る配当金は5千円になりますから、配当利回りが高いほうが株主にとって得です。

 

さらに詳細は以下の記事で紹介しいていますので読んでみてください。

 

 

配当による複利効果についても触れている記事がありますので、併せて参考にしてみてください。

 

日本株でおすすめの高配当銘柄ランキング

日本株の中でも特におすすめの高配当銘柄をランキング形式で見ていきましょう。

 

第5位 【4452】花王

家庭用品メーカーの【4452】花王は、日本株の中で連続増配年数が最も長い銘柄です。

同銘柄の配当利回り自体は1.5%程度に過ぎませんが、連続増配年数は日本株で最長となる30年連続となっています。

 

日本株は高配当銘柄であっても、業績が悪化すると減配を発表することが多くなっています。しかし、30年連続で増配を続けている花王なら安心です。

安全・確実に配当金を貰い続けたい場合には最もおすすめできる配当銘柄です。

 

第4位 【8411】みずほフィナンシャルグループ

【8411】みずほフィナンシャルグループは、メガバンクとしての安定感はもちろん、高配当銘柄でありながら買いやすいことが魅力のおすすめ株です。

同銘柄は配当利回り4%を超える高配当銘柄でかつ、株価が170円程度で100株から買えるため2万円ほどあれば投資可能となっています。

 

高配当株に少額投資したい場合にはおすすめの銘柄です。

 

第3位 【9437】NTTドコモ

【9437】NTTドコモは、好業績の携帯キャリアとしての安定に加えて、高い配当が魅力の銘柄です。

携帯キャリアは長期ユーザーには還元しないことがたびたび指摘されますが、株主にはしっかりと還元しており、配当利回りは約4%となっています。

 

携帯は格安SIMことMVNOで契約し、株は携帯キャリア株を保有して高い配当を貰うのがおすすめです。

 

第2位 【2914】JT

たばこ大手の【2914】JTは、日本株の中でも特に配当利回りが大きい銘柄として知られています。

同銘柄の配当利回りは6%を超えており、NISA口座でも大人気の銘柄です。

 

配当利回りが高いことから減配リスクには注意が必要ですが、リスクを差し引いてもリターンが大きい銘柄であることには違いありません。

 

第1位 【9434】ソフトバンク

携帯キャリアの一角である【9434】ソフトバンクは、安定と高配当という高配当銘柄に必要な要素を高水準で実現している銘柄です。

今や社会インフラとなった携帯キャリアの安定性は言うまでもないかと思います。

 

さらに、2020年4月からは次世代通信規格5Gも始まるため、今後の成長にも期待できる成長セクターです。

同銘柄の配当利回りは5%強と、携帯キャリア3銘柄の中でも頭一つ抜け出ています。

 

各月の高配当金情報

各月の高配当銘柄も紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

 

高配当・米国株の魅力

配当金だけで有意義に生活を送ることは誰にとってもあこがれです。

この記事では、高配当が期待できる米国株投資の魅力とお金を効率的に増やすためのコツをご紹介します。

高配当株への投資を検討している方や配当金での生活にあこがれる方、米国株に興味がある投資初心者の方はぜひご一読ください。

 

配当貴族とは?

配当貴族とは年々継続的に一株当たりの配当金を増やし続けている銘柄を意味します。

配当金が何年連続で増え続ければ該当するかは人によって違いますが、25年以上続けば間違いなく定義に入るとされます。

 

まとめ

ここでは、配当金の貰い方や配当金の税金・確定申告といった配当金に関する基礎知識について解説した上で、おすすめの高配当銘柄をランキング形式でご紹介してきました。

配当金を貰うためには、その企業の株を「権利確定日」に保有しておく必要があります。

 

多くの企業は決算月の月末から4日前を「権利確定日」としていますが、企業ごとに確認しておきましょう。

配当金投資において重要なことは、配当金のリターンを示す「配当利回り」を見ることです。

 

ただ、配当利回りが業績に見合っていない場合には配当金が減らされる「減配」が行われるリスクもあるため、安定した業績かつ配当利回りが高い「高配当銘柄」を選ぶことが重要です。

この条件を満たす高配当銘柄としては、たばこ大手のJTや、携帯キャリアのNTTドコモ・ソフトバンクなどが筆頭に挙げられます。

 

株の配当金に関して詳しくなった上で、配当金投資を始めていきましょう!

 

 

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