この記事では、資産運用の進め方、資産運用を始める前の基本的な考え方や理解しておくべきポイントを網羅的に紹介していきます。
投資初心者の方は特に、参考にしてみてください。
目次
下準備:お金を増やす「基本中の基本」を理解しているか?
人の生活を豊かにするお金。
でも、給与は頭打ちで、お金がなかなかたまらない、という方も多いのではないでしょうか?
実はお金を増やす方法は、基本的に3つしかありません。
- 収入を増やす(貯蓄)
- 支出を減らす(節約)
- 資産運用(投資)
この3つをうまくコントロールすれば、お金は増えていきます。
以下の記事では、主に「収入を増やす(貯蓄)」「支出を減らす(節約)」に焦点を定めて解説していますので参考にしてみてください。
お金が欲しい。今すぐ欲しい。そして増やしたい。
資産運用で資産を大きくしていくには時間が掛かることがわかっていても、このように考えてしまうものです。
しかし、資産運用を成功させるには、「節約」「貯蓄」、そして資産運用という手順を踏んでいくのがセオリーです。
なぜなら、資産を大きくしようにも、元本である資金が小さいと、その効果は小さくなってしまうからです。
その基本的な点を、以下の記事では紹介していますので参考にしてみてください。
また、「投資」と「投機」の違いも理解しておきましょう。
投資と投機は一文字違うだけですが、性質は全く異なります。
それぞれの違いは期間に着目をすると分かりやすいです。
- 投機は”短期間”で売買を繰り返して、利益を上げていく方法
- 投資は”長期”で保有して、利益を狙う方法
このような違いがあります。
以下の記事で詳しく解説しています。
また、有名資産家の思考も理解しておきましょう。
▶︎▶︎資産家の仕事はやはり企業創業者?日本の資産家ランキングと有名投資家の「富を築く」思考の特徴。
資産運用の前に家計を管理できているか?
日常生活を送っていると、自分の生活費が果たして適切な額なのか、ふと考えてしまうことがありますね。
日本人の生活費の平均はいくらなのでしょうか?
比べてみたいところです。
必要な生活費は、生活スタイルや家族構成によって異なってきます。
これは当然のことで、消費が多い生活であれば、その分、生活費も高くなります、
もちろん、倹約した生活を送れば生活費は安くなります。
ひとり暮らしのサラリーマン、結婚して家庭を持っているなど、いくつか事例を取り上げて、月ごとにかかる生活費を見ていきましょう。
使いすぎであれば、生活を見直しましょう。
資産運用をする前に、家計の管理ができなければ適切な資産管理もできません。
資産運用を始める前に貯蓄目標を立てよう
普段は意識せずに使っているこの2つの言葉ですが、実は意味合いが異なります。
◇ 貯金:
お金を貯める、または貯めたお金。銀行や信用金庫などに預けた定期預金や普通預金を指します。
◇ 貯蓄:
金融資産の総称。貯金も含めて、土地や不動産、投資資産など、保有する資産全体です。
日本人は、貯金が大好きで、金融資産の52%が預貯金という調査があります。
これは欧米に比べて比率が顕著に高い結果となっています。
2018年、金融広報中央委員会が掲載した「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」には、世代別の平均貯蓄額が掲載されています。
全世代合計合計の平均貯蓄は1812万円(うち負債517万円)。
負債はローンなどの借り入れで、その負債金額を除くと、1295万円が純粋な貯蓄金額となります。
では、世代別では、どのくらい貯蓄しているのでしょうか?
平均値を参考に、自分の家計の貯蓄金額を見つめ直し、今後の貯蓄計画に役立ててください。
具体的にどう資産運用を進めていくか?
マイナス金利が長期化し、銀行にお金を預けて“増やす”という考えは遠い昔の話となりました。
銀行にある500万円の貯金は1年後も変わらず500万円のまま、むしろ時間外手数料や振込手数料を使用した場合マイナスになってしまうのが現状です。
貯金だけでは不安を感じ、投資に足を踏み出す方も多いのではないでしょうか?
国策として「貯蓄から投資」なんてスローガンも掲げられているなか、周りの雰囲気に流されてなんとなく投資を始めた方はいませんか?
この記事では、資産形成をしていく上で、検討すべき投資をする「目的」「リスクの把握」「資金はいくら使うのか」という、投資を開始する前に検討すべき点を詳しく解説しています。
貯蓄目標を立てたら、どれくらいの軍資金が必要なのか、ハイリスクハイリターンの原則を理解して、どこまでのリスクをとるのかを考えましょう。
以下の記事では、上記を加味した代表的な投資先も簡単に紹介しています。
資産運用の基本と用語
以下では、資産運用・投資における基本的な用語と知識をまとめています。
辞書代わりとして活用ください。
▶︎▶︎資産運用・投資基礎用語・知識を総まとめ!実践に生かして財産を築こう。
<コラム>サラリーマンはセミリタイアは可能なのか?
サラリーマンのセミリタイアとか、アーリーリタイアなんて言葉を聞いたことがありますか?
ちょっと昔だと、年収3,000円万円くらいを20代から稼ぎ出す外資系の金融マンが40歳を前に会社を退職。
南の島でのんびり、なんて雑誌の記事が、嘘か誠かまぶしい写真と共に掲載されているなんてことがありました。
しかし今はどうでしょうか?
長引く不況でお金持ちはいるにはいるのでしょうが、セミリタイアとかアーリーリタイアなんて夢のまた夢なんて考えている人もいる方が大多数ではないでしょうか。
そんなご時勢もあり、最近は昔みたような雑誌の記事を見かけることは少なくなりました。
この記事は、その夢の世界に少し迫ってみることにします。
そして迫ってみるからには少しだけアーリーリタイアが視野に入ってくるようなアイデアを提示しています。
投資先の選定。金融商品の種類で一番儲かるのは?
現代は投資と一言にいっても様々な種類の投資が存在します。
この記事では、資産運用について、最も利益をあげるにあたり効率的な投資先はどこなのかを徹底解説しています。
まとめ
今回は資産運用の進め方、資産運用を始める前の基本的な考え方や理解しておくべきポイントを網羅的に紹介しました。
参考にしていただければと思います。