12月の注目銘柄は?株主優待が充実したおすすめの企業を紹介します

年の瀬となる十二月も株式市場は活発に動き、数多くの企業が様々な形で株主優待を提供しています。

優待利回りが高く得ができる銘柄や、利回りそのものは低くても使い勝手が良い人気の銘柄をピックアップして、目安の投資額と合わせてお伝えしていきましょう。

 

食品や食事券の株主優待を提供する企業

きちりホールディングス(3082)

KICHIRIをはじめとする飲食店を多角的に経営しているきちりホールディングスでは、自社レストランで使用できる食事券が株主優待になっています。

100株の投資でも3,000円相当の食事券を手に入れることができ、しかも株価は830円なので、100,000円に満たない金額の投資で優れたリターンを受けることが可能です。

 

さらに500株以上を保有していると、提供される食事券の金額が9,000円分にまで上がるので、大量保有を行っても面白い銘柄として評価できます。

きちりホールディングスでは、KICHIRIのほかに「いしがまやハンバーグ」「とん久」「ajto」などの運営も手掛けており、これらの店舗でも食事券の利用ができます。

 

まずはお近くの系列店をチェックして、気になるお店があるかどうかを調べてみてはいかがでしょうか。

 

日本たばこ産業(2914)

たばこの製造や販売などを中心とした事業展開を行っている日本たばこ産業(JT)では、自社商品の詰め合わせが株主優待になっています。

継続して1年以上の保有を続けていることが条件ですが、100株で2,500円相当、200株で4,500円相当、1,000株で7,000円相当、2,000株で13,500円相当が提供されます。

 

JTといえばたばこというイメージですが、加工食品の製造でも存在感を増しており、特にテーブルマークを傘下に置いていることは強力な要素です。

株主優待においては常温製品が用いられるため、パックご飯や調味料などの到着を期待することができます。

 

日本たばこ産業は配当の良さにも定評があり、株価は2,439円という価格ですが、1株あたり154円、利回りにして6.31%の配当収入を得られる銘柄です。

 

キリンホールディングス(2503)

「一番搾り」などのビールを主力製品としているキリンホールディングスでは、自社製品の詰め合わせを株主優待として提供しています。

100株で5コース、1,000株で6コースの中から好きな物を一つ選択できるという優待内容なので、お酒を召し上がらないという方でもお好みの商品を選択可能です。

 

一例としては、特製の一番搾り4本~12本、清涼飲料水の詰め合わせ7本~18本などがあり、株の保有数に応じて貰える商品の総額が上がっていきます。

100株を保有している場合の優待は1,000円相当の商品になりますから、利回りそのものは大きくありませんが、配当は1株あたり63円と割高です。

 

株価は2,500円前後を推移することが多く、キリン商品をお好みで頻繁に購入されることが多いのであれば、まずは100株から投資してみると良いでしょう。

 

商品券の株主優待を提供する企業

N・フィールド(6077)

訪問介護サービス等を実施しているN・フィールドが株主優待として提供しているのが、オリジナルQUOカード2,000円分になります。

100株以上の株主なら誰でも受けられる優待なので、権利確定のタイミングを狙った短期的な投資対象にすることもおすすめできる銘柄です。

 

しかも現在の株価は653円なので、100株の投資に必要な金額は65,300円に過ぎず、低予算を効率よく生かす投資を目指す方にとっては見過ごすことのできない存在になります。

1株あたりの株価は5円と安い水準ですが、超高齢化社会において人気を高める可能性を秘めた銘柄としても注目しておくと良いでしょう。

 

あおぞら銀行(8304)

あおぞら銀行では、100株以上の株主に対してJTBナイスギフトを提供していますが、優待の権利を取得するためには投資信託の購入も行わなければなりません。

100株以上を保有し、なおかつ投資信託で100万円以上の投資を行った人物に限り、2,000円相当のJTBナイスギフトを受け取ることができます。

 

複雑な条件を課されている銘柄ではありますが、権利確定月は3、6、9、12月と年に4回訪れるので、使い方次第では高い利回りに期待できる銘柄です。

現在の株価は2,830円で、1株当たりの配当金は156円なので、配当利回りも5.50%以上という好条件であるため長期投資にも向いています。

 

株の保有期間中に、あおぞら銀行を利用して投資信託の商品を購入する機会があるならば、とてもお得な優待内容として捉えることができるでしょう。

 

自社サービス系の株主優待を提供する企業

GMOフィナンシャルホールディングス(7177)

GMOクリック証券をはじめとする証券取引サービスを行っているGMOフィナンシャルグループでは、ここでしか実現させられない内容の株主優待を提供しています。

それがGMOクリック証券における売買手数料キャッシュバックで、100株の保有でも3,000円分を上限に売買手数料を株主優待と言う形で還元中です。

 

300株から5,000円、500株なら7,000円、1,000株10,000円、3,000株13,000円、5,000株で15,000円と優待が増えていくことも魅力になっています。

GMOクリック証券と同じ条件で、FXネオ取引や証券コネクト口座を使った取引のキャッシュバックにも利用できるので、様々な形での投資法を模索してみましょう。

 

また、GMOクリック証券においてGMO株を購入する際には、上限10,000円で売買手数料の優遇措置を受けられるという追加特典も与えられています。

株価は605円程度なので、大量保有を目指すこともできますし、取引になくてはならない証券口座をお得に利用するための優待として非常に優秀な存在です。

 

資生堂(4911)

大手化粧品メーカーの資生堂では、継続して1年以上株式を保有している株主に対して、自社製品のセットを株主優待として提供しています。

100株から優待を受けることができますが、1,000株以上の保有になると内容がグレードアップするため、予算に応じた額を投資すると良いでしょう。

 

資生堂では2019年から株主優待制度の拡充を図っており、これまでよりも豪華な賞品が手に入ると話題です。

例えば1,000株以上のホルダーには「フューチャーザプライムセット」や「マキアージュセット」などがあり、女性には特に嬉しい優待内容になります。

 

「アクアレーベル」「ウーノ」などの商品詰め合わせや、資生堂パーラーのカレー・スープセットも優待として選べるので、もちろん男性投資家の方にもおすすめです。

株価は8,218円と高い水準で、100株の取得には820,000円以上の投資が必要になりますが、独特な優待を提供する企業として注目しておきましょう。

 

まとめ

十二月の株主優待は、食品関係から商品券、そしてその企業だからこそ提供できる独自サービスなど様々なものがあり、どんな方でも魅力に感じられる月間です。

あおぞら銀行やGMOフィナンシャルグループホールディングスに関しては、投資家が取引を有利に進められる優待を提供しているため、特に注目すべきでしょう。

 

株価のチャートや世間の需要、そして配当利回りなど総合的な情報に目を通しながら、欲しいと思える株主優待を提供している銘柄を購入し、優待生活を楽しんでください。

 

 

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