サラリーマンがセミリタイアする為には?副業と投資を組み合わせてリタイアを目指そう!
サラリーマンがセミリタイアする為には?副業と投資を組み合わせてリタイアを目指そう!

仕事のストレスからセミリタイアを考える人は多くいますが、具体的な方法を考えると難しく思ってしまう人は少なくないでしょう。

今回はサラリーマンがセミリタイアを実現するために、具体的な計画の立て方やおすすめの資産形成法をまとめました。

 

セミリタイアをするための条件や、サラリーマンにおすすめの資産形成方法をご紹介します。

セミリタイアに向けて歩き出す際の参考にしてください。

 

セミリタイアの定義

セミリタイアとは、フルタイムの仕事を辞めて、貯蓄や投資、パートタイムの仕事などで生活することです。

セミリタイアの動機は人それぞれですが、会社勤めのストレスから解放されたいという理由や、自分の望みを優先する悠々自適な生活を送りたいという願いを持つ人が多いでしょう。

 

セミという言葉が「半分」や「準」の意味で使われるように、セミリタイアは完全なリタイアではありません。

セミリタイア後も何らかの仕事や作業を続けることが前提となっています。

 

投資活動をしたり、インターネット上で収益を得たり、必要に応じてアルバイトの仕事をしたりすることが、セミリタイアした人の生活の基本になるでしょう。

 

セミリタイアとアーリーリタイア

セミリタイアとよく比較されるのがアーリーリタイアです。

早期退職ともいいますが、退職後は完全に仕事をしないのがアーリーリタイアです。

 

定年退職の年齢を待たずにリタイアし、なかには30代でアーリーリタイアをする人もいます。

アーリーリタイアをするには、一生涯生活するうえで必要な分の貯蓄を手にするか、投資で安定的な収入が自動で入ってくる状態を作る必要があります。

 

セミリタイアのメリット

セミリタイアはアーリーリタイアに比べてハードルが低いです。

セミリタイア後も何らかの仕事や投資活動をするので、準備する貯蓄や投資資産の額が少なくてすみます。

 

その分セミリタイアする年齢を早めることができるでしょう。

バランスよく仕事の時間を取れるのもセミリタイアのメリットです。

 

完全に仕事や投資作業がなくなると、日々の生きがいが感じられなくなることがあります。

仕事から得られる人間関係も大切です。

 

例えば投資活動であれば、投資家同士の交流ができるでしょう。

仕事のストレスは避けて、やりがいや交友のために仕事・投資をして生活できます。

 

セミリタイアの条件を考える

サラリーマンがセミリタイアを目標にするならば、具体的な計画を立てることは重要です。

セミリタイアしたいと漠然と願っているだけでは、いつまでも変わらぬ日々が過ぎていってしまうでしょう。

 

はじめに考えておくといいセミリタイアの条件をご紹介します。

 

いくら必要かを計算する

セミリタイアするまでにいくらお金を貯めておく必要があるか、いくら投資で収入を得られるようにしておく必要があるか、具体的な金額を算出するのは大切です。

自分や家族の月々の支出を考えて、必要な貯蓄や収入のバランスを計算するといいでしょう。

 

たとえば、月々20万円(年間240万円)の収入を確保したい場合はどうでしょうか?

株式投資で年間利回りを5%とすると、4,800万円のお金が必要です。

 

不動産投資であれば、家賃相場と戸数、空き室リスクなどをもとに収益を計算できます。

ただし、税金や管理費などの諸経費があるので、シミュレーションを慎重に行う必要があります。

 

海外移住生活のメリット・デメリット

セミリタイアを考えている人のなかには、海外移住生活を希望する人もいます。

海外は物価が安いので、セミリタイアのハードルが下がります。

 

南国のリゾート地で毎日ゆっくり過ごせるのもメリットです。

株式投資は、インターネット環境とPC・スマートフォンがあれば世界中どこでも行えます。

 

不動産投資も仕組みを作ってしまえば、住む場所にはとらわれないでしょう。

一方で、海外移住生活にともなうデメリットもあります。

 

言葉の壁や文化・食事の違い、発展途上国の不便さなどです。

日本食レストランは多くの国にありますが、値段が日本と変わらなかったり、味が少し違ったりします。

 

下見や短期の滞在を重ねて決定するのがおすすめです。

セミリタイアライフを満喫するために、慎重に考えたほうがいい点です。

 

いつまでに達成したいかを決める

セミリタイアをする時期について考えておくことも助けになります。

40歳や50際、または今から10年後などと決められます。

 

達成期限を決めたら、逆算して計画を建てましょう。

毎年いくら貯金する必要があるのか、投資のためにどんな行動を取ればいいのかが見えてきます。

 

不動産投資

サラリーマンがセミリタイアを希望する場合、ひとつの選択肢は不動産投資です。

家賃収入は相場が決まっているので、月々の収入を予想しやすく、セミリタイア後の計画を立てやすいです。

 

不動産投資がサラリーマンにおすすめな理由や、投資対象ごとの特徴、不動産投資に関係するリスクをご紹介します。

 

不動産投資はサラリーマンに向いている

サラリーマンは銀行融資を受けやすいので、不動産投資に向いています。

不動産投資をする際に、大切な要素のひとつが自己資金と銀行融資のバランス。

 

有利な銀行融資を引き出せれば、少ない自己資金で効率的に収益を上げられます。

サラリーマンの安定した収入や社会的信用を利用して、セミリタイアにつながる投資を行なえます。

 

不動産投資は忙しいサラリーマンにもおすすめです。

物件のリサーチや購入手続きは本人がしっかり行いますが、賃貸管理や物件管理は管理会社に任せられます。

 

不動産投資の実績を生かして、さらに物件数を増やすことができ、その際も管理は業者にお願いできます。

本業に支障がないので、勤める会社とトラブルになることもありません。

 

不動産投資対象ごとの特徴

不動産の投資対象は、大きく分けて区分マンションや1棟アパート・マンション、戸建てです。

区分マンションは、購入費用を抑えられ、物件によっては全額融資を受けられるのがメリットです。

 

しかし、その物件に入居者がいないと収入はゼロで、経費やローンだけを払うことになります。

入居者がいても、家賃収入は1部屋分だけで、ローンを完済するまでの利益率は高くありません。

 

1棟ものの物件は、部屋数が多いので大きなリターンを期待できます。

一部空き室が出ても、ほかに入居者がいれば収益が発生し、リスクを分散できます。

 

一方で、購入金額が高くなりやすく、物件に問題が発生した場合のダメージは大きいです。

共有部分を含めてすべて管理しないといけないので、維持管理の費用や手間がかかります。

 

戸建て投資はファミリーに物件を貸し出すことが多いので、長期にわたる家賃収入を望めます。

その間は基本的にリフォームなどを行う必要がありません。

 

しかし、中古物件では銀行の融資を受けられないことがあったり、区分マンションと同じように1軒だけでは利益が少なかったりします。

 

不動産投資のリスク

すべての投資にいえることですが、不動産投資にもリスクがつきものです。

たとえば空き室リスク。物件を購入しても、入居者がいないと利益になりません。

 

物件の立地や外観、設備などをリサーチする必要があるでしょう。

 

銀行融資の金利や税金などが上がる可能性も忘れてはいけません。

融資を早く返済したいと、ギリギリの返済計画を立てていると、金利や税金の上昇、急な出費などに対応できなくなる可能性があります。

 

老朽化や災害にともなう建物損壊のリスクもあります。

人が住めない状態になると、一気に収入がゼロになります。

 

修繕費の積み立てや保険の加入など、対策を取っておく必要があるでしょう。

 

株式投資

サラリーマンにおすすめのもうひとつの投資法が株式投資です。

仕事の休憩時間や出勤前後の時間を用いて行うこともでき、サラリーマンの資産形成方法として向いています。

 

セミリタイアに向けて資産を増やしたり、月々の収入を得たりするために取り組めます。

今回は株式投資で狙えるふたつの利益についてご紹介します。

 

売買益を狙う

キャピタルゲインとも呼ばれ、株式の売買によって得る利益です。

たとえば12,000円の株を2,100円で売れば100円の利益。

 

それが100株単位の売買なら1万円、1,000株単位なら10万円の利益です。

売買益を得るためには、株式相場のトレンドを理解し、企業の業績や市場の流れなどを見きわめなければなりません。

 

チャートや指標するテクニカル分析があり、安定した収益を上げるには、ルールにもとづいて投資を続けることが大切です。

 

配当金を狙う

インカムゲインに含まれ、特定の企業の株式を保有していることで、年に1回か2回配当金を得ることができます。

たとえば、ソフトバンクは、20193月期の配当金を1株あたり3750銭としました。

 

配当金を受け取るための権利確定日にソフトバンクの株式を100株持っていたら、3,750円を受け取っていたことになります。

(出典:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20190521_02/

 

中長期投資はセミリタイアに向いている

株式投資には短期間にトレードを繰り返す手法もありますが、セミリタイア後の生活を考えると中長期投資がおすすめです。

セミリタイア後に毎日トレード画面に張り付いている必要がありませんし、何より忙しいサラリーマン生活のなかでも続けられます。

 

すでに紹介した株式投資の売買益と配当金ですが、セミリタイアを目指すならバランスよく投資に取り入れるのがいいでしょう。

安定した配当金による収入と、投資手法をマスターすれば月々の投資収入アップを期待できる投資売買による収入です。

 

ポートフォリオを考えて分散させるのもいいでしょう。

 

まとめ

仕事のストレスから解放されたいとセミリタイアを考えたのはいいものの、何から始めていいか分からないという人は少なくありません。

今回ご紹介したステップにもとづいて、具体的な計画を立ててみてください。

 

実際に行動する前に、セミリタイアをするために月々いくら必要なのか、どのようにそのお金を確保するのかを考えるのは大切です。

セミリタイアする時期を決めて、逆算して考えるとより現実的に取り組めるでしょう。

 

不動産投資や株式投資はサラリーマンにおすすめの投資方法です。

自分の強みを生かして投資に取り組み、資産形成してセミリタイア後の生活を楽しんでください。

 

 

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皆さんの祖父母世代は、銀行にお金を預けているだけで金利が10%、親世代は7%がつきました。

今は、0.01%しかつきません。

資産が倍になるまでの年数は、10%であれば7.2年。 7%だと10.2年。

今の日本の、0.01%だと6932年かかります。

昨今の2000万円問題もあり、投資による自助努力で、老後資産を築き自身の身を守る必要が出てきてます。

しかし、焦って投資を進めてしまうのはおすすめしません。 必ず失敗します。

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