六月も様々な企業が株主優待を提供していますから、膨大な量の銘柄の中から個人投資家が自力で有益な優待を見つけ出すことは困難です。

そこで今回は、六月末を目途に保有していれば優秀な株主優待をゲットできる銘柄を絞り込み、カテゴリー毎に分けて紹介していきます。

 

知っている人だけが得をできる株主優待の内容を熟知して、他の投資家を確実にリードしておきましょう。

食品や食事券の株主優待を提供する企業

すかいらーくホールディングス(3197)

ファミリーレストランを多数運営しているすかいらーくホールディングスでは、自社で利用できる食事券を株主優待に設定して提供中です。

100株でも3,000円相当の食事券が手に入りますが、300株で9,000円相当、500株で15,000円相当、100株で33,000円相当にまで食事券のグレードがアップします。

 

6月のほか12月にも株主優待が提供されている銘柄であり、1株あたりの配当は19円、株価は2,011円なので、長期投資を行う銘柄として選んでも良いでしょう。

すかいらーく系列のレストランには、ガストやバーミヤン、夢庵、しゃぶ葉、ジョナサン、グラッチェガーデンズ、とんから亭などがあります。

 

大きな予算を用意しなくても家族で食事を楽しめるお店ばかりなので、優待券を活用すればより楽しくお食事に出掛けられるのではないでしょうか。

 

日本マクドナルドホールディングス(2702)

日本マクドナルドホールディングスでは、全国のマクドナルドで利用できる食事券のセットを100株以上の株主に提供しています。

マクドナルドの優待は冊子形式で、1冊につきハンバーガーとサイドメニュー、そしてドリンクと引き換えられるクーポンが6セット付いてきます。

 

この冊子が100株で1冊、300株で3冊、500株で5冊提供されるので、最大で30セット分のハンバーガーセットと引き換えられるという魅力的な内容です。

6月のほか12月にも同等の内容で優待を提供しているので、ご自分で使用することはもちろん、ご家族やご友人にプレゼントしても喜ばれる優待と言えるでしょう。

 

一方で株価は5,510円と高額になり、1株あたりの配当も30円なので、決して配当利回りが高い銘柄と言うことはできません。

優待を目的にベストなタイミングを選んで購入し、短期間の売買で利益を生み出せるかどうか計算しながら取引することがおすすめです。

 

ペッパーフードサービス(3053)

ペッパーランチなどのファミリーレストランを経営しているペッパーフードサービスでは、自社店舗で利用できる食事券を株主優待に設定しています。

優待は100株から受け取ることができ、100株で1,000円相当、300株で3,000円相当、1,500株で6,000円相当、3,000株で9,000円相当の食事券を入手可能です。

 

さらに300株以上の保有で1セット、1,500株以上で2セット、3,000株以上で自社商品の詰め合わせが追加の株主優待として提供されます。

株価は1,619円を示していますが、コストパフォーマンスを重視するのであれば、300株以上の株式を保有すると最もお得になると考えられるでしょう。

 

ペッパーフードサービスでは、6月と12月の年に2回同じ内容の株主優待を行っているので、最大で年間18,000円の食事券に引き換えられます。

ペッパーフードサービスが運営するレストランには、「いきなり!ステーキ」や「牛たん仙台なとり」などの人気店も含まれるため、お得に食事をするチャンスです。

 

ロイヤルホールディングス(8179)

ファミリーレストランのロイヤルホストを経営しているロイヤルホールディングスでも、レストランで使える食事券を6月と12月の2回提供中です。

100株で500円、500株で5,000円、1,000株で12,000円相当の食事券が優待内容になりますから、500株以上の保有ができる方には特におすすめできます。

 

株価は2,527円と高額になりますが、1株あたりの配当は28円なので、条件の良い優待だけでなく配当にも期待したいという方も投資対象に加えましょう。

ロイヤルホストが主軸ですが、天丼の「てんや」、「シズラー」、「シェーキーズ」なども自社ブランドに含まれるので、あらゆる店舗で優待券の利用が可能です。

 

一般的なファミレスよりは単価が高くなりやすい店舗が多いだけに、優待券を上手に使いながらお得に食事を楽しめることは魅力的でしょう。

 

B-R サーティワン アイスクリーム(2268)

アイスクリームチェーンの「サーティワン」を展開するB-R サーティワン アイスクリームの株主優待は、サーティワン店舗で使える食事券です。

100株で1,000円相当、500株1,500円相当、1,000株2,500円相当、5,000株5,000円相当が優待内容になります。

 

コストパフォーマンスを考慮すると100株の取得が最もおすすめで、12月にも優待が行われるため、年間2,000円相当のアイスクリームを株主優待で食べることができます。

サーティワンと言えば押しも押されもせぬ国内で最大級の人気を誇る店舗であり、小さなお子さんからお年寄りまで幅広い世代から支持されている企業です。

 

6月の優待ということもあって、暑くなる夏に向けて気の利いた株主優待になりますから、アイスが好きな方にもそうでない方にもおすすめの銘柄になります。

 

商品券の株主優待を提供する企業

ツカダ・グローバルホールディング(2418)

ツカダ・グローバルホールディングでは、100株以上のホルダーに対してQUOカードを提供しているほか、自社で使える優待券もセットで受け取れます。

100株なら500円相当、200株なら1,000円相当のQUOカードが提供され、株価も608円なので、200株の取得が特におすすめです。

 

優待券はインターコンチネンタル東京ベイなどへの宿泊や、運営するレストランで食事を行った際に使用できるので、二重で得ができる銘柄となっています。

優待は6月のほか12月にも実施されるので、100,000円強の投資で年間最大2,000円相当のQUOカードを手に入れられることも魅力的です。

 

さらに1株当たりの配当が10円付くので、配当利回りも1.64%と平均的な数字となっており、配当目的の長期投資にも向いた銘柄として覚えておくべきでしょう。

 

自社サービス系の株主優待を提供する企業

日本たばこ産業(2914)

たばこの製造販売を手掛けている日本たばこ産業の株主優待は、愛煙家にとっては残念なことにたばこではなく、その他の自社商品詰め合わせになります。

100株で1,000円相当、200株で2,000円相当、1,000株で3,000円相当、2,000株で6,000円相当の優待となっており、6月と12月の年に2回優待として提供されています。

 

19年12月以降からは、100株2,500円、200株4,500円、1,000株7,000円、2,000株13,500円相当に優待のベースが上がるので、今後の人気上昇を見込める銘柄です。

日本たばこ産業の子会社には、冷凍食品等の販売で有名なテーブルマークも含まれているため、詰め合わせの内容も充実しています。

 

現在は飲料水の事業から撤退していますから、主に食品関連の優待を受け取ることを期待できる銘柄であり、現在の株価は2,439円を示しています。

 

まとめ

六月の株主優待も幅広いジャンルが展開されており、特に食品に関連する優待は魅力的な内容が多くなっています。

普段から利用しているお店を応援し、お得に楽しむためには最適な銘柄が見つかる月間と言えるでしょう。

 

配当に期待できる銘柄も今回紹介した株の中に含まれていますから、少しでも得ができる銘柄を見つけて投資してください。

 

 

関連:[株主優待]少額から優待を受けられる銘柄&各月ごとのおすすめ銘柄を紹介。

なぜ今お金を学ぶのか?

 

老後はどのくらいのお金が必要ですか?

何歳まで働き、どのくらい稼げますか?

皆さんの祖父母世代は、銀行にお金を預けているだけで金利が10%、親世代は7%がつきました。

今は、0.01%しかつきません。

資産が倍になるまでの年数は、10%であれば7.2年。 7%だと10.2年。

今の日本の、0.01%だと6932年かかります。

昨今の2000万円問題もあり、投資による自助努力で、老後資産を築き自身の身を守る必要が出てきてます。

しかし、焦って投資を進めてしまうのはおすすめしません。 必ず失敗します。

また、資産運用を始めるにあたり、まずはセミナーに足を運ぶ選択肢もあります。

このサイトでは、あなたの目的や生活スタイルに合った投資・資産運用、おすすめのセミナーを特集しています。

資産を増やしていくには、適切な「伴走者」が必要です。

お金の不安を解消すべく、このサイトを活用し、明るい未来への第一歩を踏み出してください。