株を始めるために必要な勉強!証券会社の選び方からチャートの基本を身につけよう。
株を始めるために必要な勉強!証券会社の選び方からチャートの基本を身につけよう。 The scene was rendered with photorealistic shaders and lighting in Autodesk® 3ds Max 2016 with V-Ray 3.6 with some post-production added.

株取引やその他の金融商品を購入する際に必要になってくるのが、証券会社。

数多くの証券会社がある中で初心者の方はどこを選べばいいか困ってしまいますよね。

 

そこで、今回の記事では初心者の方向けに証券会社の選び方の基準をお伝えします。

この記事で、証券会社のどのポイントに目を向ければ、あなたの目的にかなったところを見つけられます。

 

証券会社選び方の基準について

まずこの項目では、証券会社の選び方の基準についてお伝えします。

証券会社はたくさんの数がありますが、初心者の方で個人投資家を目指すならここがポイントというところを3つピックアップしました。

 

売買手数料が安いところがいい

まず大前提として、売買手数料が圧倒的に安い証券会社を選ぶことをおすすめします。

特に金融取引を初めて行う初心者の方は、小口での取引が主になります。

 

例えば、1日の約定代金が10万円以下だと取引手数料が無料になる、といった特色のある松井証券などがあります。

 

もし仮に、この売買手数料が高い証券会社に証券口座を開いてしまうと、俗に言う「手数料負け」をしてしまう可能性があります。

手数料負けとは、金融商品は値上がりして利益が出たと思ったら、結局手数料分だけ損失が出てしまっていたという状態です。

 

手数料負けの怖いところは、金融商品が値上がりした瞬間に売っておけば大きな損失が出なかったのに、手数料分の損失にこだわってしまったから大きく損失を出してしまったといことが起こりがちなところです。

このような事態を避けるためにも投資スタートの段階から、売買手数料にはこだわることをおすすめします。

 

取引ツールを比較して使いやすいものを備えていること

金融商品を取引する際に使用するツールの使いやすさを比較することは必須です。

特に初心者の方にとって使いやすくなっているツールを提供している証券会社は要チェックです。

 

例えば、株式の現物買いと信用買いどちらで購入するのか分かりづらいなどの取引ツールの癖があると大きな損失につながります。

信用買いとはあなたの保有する資産、主にキャッシュを担保に、それ以上の金額の金融商品を買うことを意味します。

 

金融商品の取引は、どうしたらいいか分からない状態で行ってしまうと非常に危険なため、初心者でもわかりやすい取引を行えるツール比較は必須です。

 

付帯するサービスがお得かどうかも確認すること

各証券会社は投資家を集めるために様々な付帯サービスを実施しています。

例えば、マネーパートナーズだとFXの取引高や建玉保有量に応じてキャッシュバックをしてくれるというサービスがあります。

 

また、楽天が運営する楽天証券では、投資信託購入について期間限定ではない楽天ポイントを使うことができます。

またSPUプログラムとも連動して、ポイント投資を行うと楽天ポイントの還元率があがるということも行っています。

 

このように、一見すると投資からは離れていると見られがちな付帯サービスですが、効率良く資産を貯められるサービスを提供している証券会社を選ぶと人よりも一歩先んじた投資が可能になるでしょう。

 

証券会社の選び方の注意点3つ!

さて前の項目では、どういた基準で証券会社を選ぶと良いかということをお伝えしました。

しかし、数多くある証券会社の中には気をつけて見ないといけない証券会社があることも確かです。

 

この項目ではそんな、気をつけるべき注目ポイントについて解説していきます。

 

目の前の高金利につられてはいけない

特に多いのが、ある金融商品が高金利であることを売りとして集客している証券会社です。

高金利商品というのは、当然ハイリスクの商品であり仕組みも複雑化されていることがほとんどです。

 

高金利につられてしまい大きな金額を預けてしまうと、結果的に返ってくるお金がほとんどなかったという事態にも陥りかねないので注意するべき点でしょう。

 

口座開設の際の現金キャッシュバックにつられてはいけない

口座開設をすると現金でキャッシュバックを受けられるというキャンペーンを売りにしている証券会社も中にはあります。

ただ、この現金キャッシュバックキャンペーンは優良な証券会社も行っているため、ここだけを見て判断してはいけません。

 

現金のキャッシュバックについては、登録のお礼として割り切って考え、その他の検証ポイントをしっかりと比較して選ぶということを忘れないことが大切です。

 

投資信託の営業がある証券会社は避ける方が無難

店頭で売られている投資信託は営業マンへの給料も上乗せされるため、比較的手数料が高い傾向にあります。

中には優良な投資信託もありますが、結果的に手数料負けしてしまうことの方が多いです。

 

そんな、投資信託を勧めてくるという噂のある証券会社は避ける方が無難でしょう。

昨今ではネット証券で0.1%以下の手数料しか取られない投資信託が揃っています。

 

選び方は目的が決まっていると更にわかりやすい

証券会社の選び方の基準が分かると、ある程度絞り込むことができてきます。

ただ、そこからあなたにあった証券会社を選ぶには、金融商品を買う目的が分かっている必要があるのです。

 

なぜなら、投資目的が決まっていると必然的に選ばないといけない金融商品が決まり、その金融商品に特化した証券会社を選ぶことになるからです。

例えば、ミドルリスクミドルリターンの投資を行う際に良く購入されるETFは自動買い付けを行っている証券会社と、そうでない証券会社に分かれます。

 

このように、個人個人によって投資を行うとはどういうことかを考えると選ぶべきおすすめの証券会社が決まってくるというわけです。

 

目的別おすすめの証券会社

では最後に、比較的メジャーな投資目的に沿ったおすすめの証券会社を紹介します。

目的を決められたらこれ、といったところをピックアップしました。

 

少額からでも株式投資を始めたい

SBIネオモバイル証券がおすすめです。

大抵の証券会社は1単元あたりの株式しか取り扱っていません。

 

1単元というのは、その株式を購入する際の最低購入枚数を指します。

例えば、1株100円で1単元100株の場合には最低購入金額が手数料を抜いて10万円からとなってしまいます。

 

こういった日本株の取引習慣を取り去ったのが、SBIネオモバイル証券で、日本株でも1株単位で購入が可能となっています。

 

外国株にも投資したい

外国株を多く取り扱っているのは、楽天証券です。

アメリカ株や中国・香港株、ASEAN株など様々な取引を日本国内で行うことができます。

 

日本株と違いアメリカ株などは高利回りで、そういった株を多く取り扱って配当金を得たいと思う初心者の方におすすめです。

 

ETFを積立購入したい

SBI証券が有力候補です。

SBI証券はSBIネオモバイル証券と同じ運営会社ですが、ネオモバイル証券よりもより大口に特化した証券会社です。

 

SBI証券の持ち味は、ETFの自動積立機能です。

一般的な証券会社ではまだリリースされていない機能であり、ETFの買い付けは手動で行わなければいけません。

 

手動で行うには時間がかかり余計な考えも思い浮かびがちなので、自動化したい初心者の方におすすめします。

 

まとめ

今回の記事では証券会社の選び方について解説しました。

この記事のポイントは以下の通りです。

 

・証券会社の選び方の基準はまず売買手数料から

・投資目的が決まっていると証券会社も選びやすくなる

・それぞれに特化した証券会社を選んでスタート

 

多数の証券会社があっても、上記のポイントに絞ってスクリーニングすれば意外と簡単に目的にあった証券会社が見つかるものです。

しっかりと比較検討して、あなたにあった証券会社を選びましょう。

 

 

 

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