株式投資を始めたばかりの人は、なかなかどの株を買えば良いのかわからず、なんとなく、知っている大企業の株を購入してしまってはいませんか?
株式投資は銘柄の分析が必要です。
分析をして、リターンが出る自信のある株式銘柄を購入しなければなりません。
ここでは、株式銘柄の「探し方」の基本と、具体的な銘柄選定の方法を解説していきます。
目次
株の基本的な探し方(スクリーニング)
これから初めて株を買ってみようと思っている方は、売買出来る銘柄の多さに戸惑っているのではないでしょうか。
日本取引所グループの上場会社数は2019年2月の時点で3600社以上あります。
東証一部に上場している会社だけでも2100社以上もあります。
これら全ての会社をチェックして投資対象を選ぶというのは現実的ではありません。
だからといって何となく勘を頼りに銘柄を選んでしまうと、実は損をしやすいリスクの大きい銘柄だったということも十分にあり得ます。
それでは株の初心者はどのようにして銘柄を選択すればいいのでしょうか?
ここではインカムゲインをはじめとした狙うリターンの種類。
そして、狙うリターンごとのスクリーニング方法について、株式投資初心者向けに紹介しています。
投資銘柄の基本的な選び方
上記では基本的な株式銘柄の探し方について解説しました。
ここからはさらに踏み込んで「大型株」「中小型株」、業種ごとの特徴などより具体的な株式銘柄の選び方を紹介しています。
大前提として、株には大型株と中小型株と呼ばれるものがあります。
大型株とは、時価総額(発行済み株式数×株価)や流動性の高い株の事を指します。
日本取引所グループでは東証一部上場銘柄の上位100銘柄(TOPIX100構成銘柄)を大型株と呼んでおります。
具体的にはトヨタ自動車やソフトバンクグループ、NTTドコモなどがそれにあたります。
大型株の特徴として、株価の動きが安定している傾向があります。
中小型株は大型株とは全く逆の特徴を持っています。
時価総額が低く、流動性もあまりないので大型株と比べると売買があまり成立しません。
そのため狙った株価で取引をするのが難しく、思っていた以上に高い値で買ってしまったり、安く売ったりしてしまうという事があります。
値動きも荒くなりやすく、ハイリスクハイリターンなのが中小型株です。
以下の記事内では、大型株・中小株の他に、さらに具体的に解説しています。
基本的な株式銘柄の探し方を理解した上で、トレードに生きる知識を以下の記事では仕入れるようにしてください。
https://moneyschool.jp/how-to-start-stockinvestment/
チャートから銘柄を選ぶ
上記までは基本中の基本の知識でした。
ここからはより高度に、株価チャートを意識した銘柄選びの方法を紹介しています。
「株価チャート」とは、株価の動きをグラフにしたものです。
株価チャートを見ることにより、
「まだ下落が続いている」
「この銘柄を買う人が増えてきた」
「そろそろ下降してきたから売り時かな」
といったように、株式銘柄、ひいては株式市場の状態を見ることができます。
そして、今買うべきなのか?
もう少し待った方が良いのか?
というところを判断することができます。
株式投資では、ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析と大まかに2種類の分析手法があります。
すでに小出しで情報を出しましたが、以下の記事では、初心者に向けてテクニカル方面の銘柄選びの重要ポイントをご紹介しています。
まとめ
株式銘柄の「探し方」の基本と、具体的な銘柄選定の方法を総まとめで解説しました。
株式投資を始めたばかりの頃は、損失を被るのが怖いものですが、しっかり分析をして、銘柄選びをしていけば利益が出せるようになります。
頑張って勉強して、株式投資で資産を増やしていきましょう。
関連:株の分析手法の総まとめ!