株式投資の初心者が最初に買う銘柄の選び方・探し方をわかりやすく解説。
株式投資の初心者が最初に買う銘柄の選び方・探し方をわかりやすく解説。

これから証券取引所やネット証券で株を買ってみたいが、どれを買ったらうまくいくのか分からないと悩む人は多いでしょう。

本記事では、失敗するリスクを抑えるための正しい銘柄選びを解説します。

 

これを読むことで、投資知識がなくても株の銘柄の選び方をわかりやすく学べ、冷静に売買の判断ができるようになるでしょう。

 

証券取引所にある株の銘柄の数は2500以上

日本取引所グループ調べによると、2019年10月18日時点で上場している株式会社の数は、一部で2,155社、二部で486社です。

日本全国で、合計2,500を超える会社が株を発行しています。

 

誰もが知る有名な銘柄もあれば、説明がないと分からないマイナーな銘柄まで千差万別です。

これからも新しく上場する会社や、取りやめてしまう会社が出てくると思われ、その中で儲けを出せそうな株の銘柄を選ぶのは悩みどころでしょう。

 

初心者は有名な企業の銘柄を試そう

投資知識のない初心者は、マイナーな株で一攫千金を狙うよりも、有名な企業の株を買うことが推奨されます。

 

有名な企業は多くの消費者が関心を持っており、そこから出てくるニュースは話題になる可能性が高いからです。

情報量の多さも株価予想の参考になるでしょう。

 

有名株を通して、学校では教えてくれないような会社や社会のあり方、お金の流れについて深く学べます。

 

成功する株のタイプを紹介

成功しやすい株には2つのタイプがあります。成長株と割安株です。

有名企業が発行する株の中から、2つのどちらかに当てはまるものを探しましょう。

 

成長株

成長株への投資は「グロース投資」とも呼ばれます。

年々利益が増加する傾向にあり、今後も成長することが予想される企業株への投資を意味します。

 

現在ブームを起こしている企業が発行した株なら、今後も人気を獲得し続けたり、話題を振りまいたりすることが多いでしょう。

その基準を見分けるには、利益や売上高の順調な増加、今後も上向きと予測されるようなポジティブな将来性の有無等をチェックする必要があります。

 

会社四季報や信頼性の高いマネーメディアなどに注目し、総合的に判断しましょう。

 

割安株

割安株は、業績と利益が高い割に、株価が安いものを意味します。

こうした株に投資することを「バリュー投資」と呼びます。

 

割安株を見分けるには「PER」(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)に注目しましょう。

PERは現在の株価に一株あたりの利益(年間純利益÷総発行株数)を計算し小さいほど割安とされます。

 

ただし株価も利益も年々変わるので、年が明けたら計算し直し、PERが変動していたら投資行動のチェンジも大切です。

 

PBRは、現在の株価を1株あたりの純資産額(BPS)で割ります。

これが小さいほど割安と考えられます。

 

以上の計算結果から割安株を総合的に判断しましょう。

 

最適な銘柄を探すヒント

理想的な銘柄探しのヒントは、身近なところにもあります。

以下に代表的な6つを紹介しますので、理想のタイプを選び、参考情報としましょう。

 

会社のホームページ

目当てにしている株があったら、まずは発行企業のホームページをチェックしましょう。

会社のプロフィールや目玉商品およびサービス、資本金などの基本情報から、株主などの投資家に向けた公式発表まで、可能な限り精査しましょう。

 

株が上場している企業なら公式ホームページで優待内容などを公表していますので、そちらも要チェックです。

 

インターネットなどでの口コミ

インターネットなどの評判も参考にしましょう。

 

商品などのサービス内容だけでなく、実際にそこで働いている人からの労働環境などへのコメントもチェックしましょう。

ポジティブなコメントが多ければ、その会社の将来性は高いでしょう。

 

ただし、ネガティブなコメントが多い場合は敬遠すべきです。

商品やサービス内容などの欠陥、労働環境をめぐるトラブルなどが報道されることで、その企業の株価が暴落する可能性があるからです。

 

ニュース

企業や経済ニュースも定期的にチェックしましょう。

 

ここには新商品発売、新規事業開始などのお知らせがあります。

企業に限らず株式市場に関する状況や投資知識など、今後の資産運用に役立つ知識も手に入ります。

 

株価は企業だけでなく、日本や海外の国家全体や外交情勢のニュースにも影響されることがあります。

経済ニュースを中心にしつつも、政治関連のニュースも時折確かめ、少しでも多く社会を学ぶと良いでしょう。

 

新聞や雑誌、ネットの経済情報

新聞の経済面や経済関連雑誌、インターネットのファイナンスメディアなどにも株に関する大切な情報が多くあります。

こうしたメディアには、その日の株価情報が掲載されています。

 

前日比などの情報を参考に、今後の投資戦略を組みましょう。

 

CM

テレビを見ていると、よく見るCMが分かってきます。

CMの放送頻度が高いものは、会社が高い広告宣伝費をかけており、消費者の注目を引き寄せやすいです。

 

またアイドルなど人気の高い人が出演しているものは国民の関心が集まりやすく、将来性の高さがうかがえます。

ただしたくさんCMがかかっても、商品が不評であまり売れないケースもあるので、CMをベースにほかの情報を合わせてトータルで判断するのがベターでしょう。

 

店の棚

買い物をしているときの店の棚に注目しましょう。

特定のブランドの商品だけが品薄だったり、売り切れだったりすると、その商品がよく売れている証拠です。

 

よく買われている商品は、メーカーが発行する株の価格にもポジティブな影響を与えている可能性があります。

 

企業の成功を予測しお得な株を買う5ステップ

お得に買えて利益がもらえそうな株を選ぶには、人気商品のリサーチから入り、会社の情報を精査し、将来性を見極めましょう。

値上がりが見込めそうなものであれば購入を判断します。

 

商品や店の人気度に注目

まずは最寄りの店舗や、よく利用するネットショップなどで人気商品を確かめましょう。

店舗はお客さんがよく入るところを確かめたり、品薄状態の品物を探したりします。

 

ネットショップでは商品のジャンルを絞り、ランキング上位に入ったもののメーカーを調べましょう。

気になる商品をピックアップしたら、口コミなどをチェックし、人気の理由をまとめます。

 

会社の概要など情報をチェックしよう

商品をリサーチした結果、気になるメーカーが見つかったら、企業の公式ホームページにアクセスしましょう。

 

その企業が展開するサービスや事業、新商品などをチェックします。

会社の売上高や店舗数、利益額も見ておきましょう。

 

会社の情報で最も注目すべきは儲けの効率性です。

売上高と利益の関係性や株主への配当金を精査し、株を買うことで儲けられそうかを確かめましょう。

 

会社四季報を購入すると、上場企業のお金に関する詳細な情報を知れるほか、会社の方から株主向けに無料情報を発表しているケースもあります。

 

会社の今後の利益を予測

会社の将来性を占います。

新商品やプロジェクトが話題になっていて、売れることで会社の株価も伸びていけるかどうかを予測します。

 

新商品の売れ行きだけでなく、売っている会社の背景や、ヒットすることで社会的に与える影響もイメージしましょう。

これは自動車メーカーがプロデュースしたレンタカーサービスまたはテーマパークという風に、既存の大企業が関連サービスや異業種を展開するよりも、完全な新興企業による商品やサービスが注目されているケースの方が、株価への影響が高いとされます。

 

買える株価か確かめる

気になる銘柄が出たら、株価をチェックしましょう。

利益や純資産額などのデータをもとに、PERやPBRを計算し、少ないほどお得に投資しやすいとされます。

 

安い価格で買える株ほど損したときのリスクが抑えられるので、初心者は割安な株を見極めて買うことが大切です。

 

購入の決定

お得に買えそうな銘柄が決まったら、いよいよ取引所で購入手続きに入ります。

初心者は可能な限り、分散投資として、候補から将来的に利益が増えそうな複数の企業をピックアップして投資することをおすすめします。

 

1つ目の予想が外れても、2つ目以降で利益が出れば、投資額に対しプラス収支を得られる可能性があるからです。

 

まとめ

初めて株を買うなら、有名な企業から将来性の高いものを選びましょう。

必要に応じて株価や純利益、総資産額などの関係を計算し、どれがお得になりやすいか確かめるのも大切です。

 

初心者が株を買う場合は無用なリスクを避けるため、有力な企業複数への分散投資が考えられます。

 

 

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