初心者の為の株の買い方を解説!ネット証券で様々な注文を駆使しよう。
初心者の為の株の買い方を解説!ネット証券で様々な注文を駆使しよう。

株式投資を始めてみたいが、何から手を付けて良いかわからず始められない、また敷居が高いイメージがあって、なかなか手を出せずにいる方が多く見られます。

 

以前と違い証券会社も多種多様となっており、敷居が低くなっています。

そこで今回は証券会社の選び方から、手数料説明、口座開設、入金から株の買い注文まで詳しくご紹介します。

 

株を買うためにはどうしたら良い?

まず株を買うためには証券会社に口座を開設しないと株を買えません。証券会社の選び方から見ていきましょう。

 

証券会社はどこを選んだら良い?

証券会社には種類があり、対面で取引する証券会社もあれば、最近ではインターネットを介して取引する会社もあります。

インターネットが普及する前は対面取引が全盛の時代でしたので敷居が高く感じましたが、昨今はインターネットを介して株取引をする会社が増え、以前より敷居が低くなりました。

 

対面取引の証券会社の特徴は、担当者がついて現在の株式情報やわからないことを対面で聞くことができ、電話でも聞ける体制であることが最大のメリットになります。

最近では対面取引の証券会社でも、インターネットを介して取引できる証券会社もありますのでより利用しやすくなってます。ただネット専業と比べると手数料は安いとはいえません。

 

インターネットを介して株取引をする証券会社は、ネット専業の場合対面取引で発生する手間(電話相談や窓口の設置、人員の確保等)が発生しませんので、その分手数料が格段に安いのが特徴です。

株の取引を頻繁に行うのであれば、手数料の安いネット専業の証券会社がおすすめです。

 

各証券会社の手数料

ネット専業の証券会社の場合、手数料が安いのが特徴ですが、評判の各ネット専業証券会社の手数料を比較してみましょう。

 

SBI証券

口座開設数、国内株式の個人売買代金シェアNO.1。

1注文約定代金100万円超の手数料が主要ネット証券の中で格安なのがSBI証券です。

 

また2019年オリコン顧客満足度ランキングネット証券部門第1位であり、史上初の12回もの総合1位を獲得した会社でもありますので、株取引が初めての方におすすめの証券会社です。

 

・スタンダードプラン(1注文の約定代金ごとに手数料が発生する)

 

手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで 535円(税込)
150万円まで 640円(税込)
3000万円まで 1013円(税込)
3000万円超 1070円(税込)

 

・アクティブプラン(1日の約定代金に対し手数料が発生する)

 

1日の約定代金合計額 手数料
10万円まで 0円
20万円まで 210円(税込)
30万円まで 314円(税込)
50万円まで 471円(税込)
100万円まで 838円(税込)
以降100万円増加毎に 440円(税込)
ずつ増加

 

※参考 SBI証券 [国内株式 現物取引 スタンダードプラン/アクティブプラン]

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETmgR001Control&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&burl=search_home&cat1=home&cat2=price&dir=price%2F&file=home_price.html&getFlg=on#ANC001

 

マネックス証券

操作性・情報収集ともに優れたモバイル系アプリなどのツールに定評がある証券会社です。

もちろん取引手数料は低水準で、米国株の取扱数は証券業界でNO.1の会社です。

 

・取引毎手数料コース(1注文の約定金額ごとに手数料が発生する)

 

1注文の約定金額 パソコン スマートフォン用アプリ 、携帯電話(ガラケー)
10万円以下 100円
10万円超20万円以下 180円
20万円超30万円以下 250円
30万円超40万円以下 350円
40万円超50万円以下 450円
50万円超100万円以下 (成行)
1000円(指値)
1500円
約定金額の0.1%
100万円超 (成行)
約定金額の0.1%(指値)
約定金額の0.15%

 

※参考 マネックス証券 [手数料・費用 取引毎手数料コース 現物取引]

https://info.monex.co.jp/service/fee/stock/index.html

 

・1日定額手数料コース(1日の約定金額に対し手数料が発生する)

 

1日の約定金額合計 取引手数料
300万円まで 1日何回取引しても
2500円
600万円まで 1日何回取引しても
5000円
以降、300万円増えるごとに 2500円ずつ増加

 

※1日の売買のうち、約定金額300万円ごとの売買を 「ボックス」 という単位で呼びます。

 

月間利用ボックス数 300万円ごとの取引手数料
(税抜)
1回から20回まで 2500円
21回から120回まで 1日何回取引しても
2250円
121回から 1650円ずつ増加

 

※参考 マネックス証券 [手数料・費用 定額手数料の詳細]

https://info.monex.co.jp/service/fee/stock/detail.html

 

松井証券

1注文ごとの取引手数料はなく、1日の約定金額の合計で計算する定額手数料のみとなります。

あわせて1日の約定金額が10万円以下であれば手数料がかかりません。

 

1日の約定代金金額合計金額 手数料(税抜)
10万円まで 0円
30万円まで 300円/0円
(注1)
50万円まで 500円
100万円まで 1000円
200万円まで 2000円
100万円増えるごとに1000円加算
1億円超 100000円
(上限)

 

注1: 1日の株式約定代金合計が30万円まで無料となるのは、新たに信用取引口座を開設してから6か月後の月末までです。

 

※参考 松井証券 [株式 | 現物取引 手数料]

https://www.matsui.co.jp/fee/?mnu=hd#cont1

 

楽天証券

多角経営企業なだけあって、自社開発したアプリ 「マーケットスピード」 は高機能で使いやすく、取引で楽天ポイントがポイントバックされるため、楽天市場を利用する頻度が高ければメリットが大きくなります。

手数料に関しても乗り遅れることなく、他の証券会社に追随するため、前述に紹介した証券会社と同水準です。

 

・超割コース(1回ごとに手数料が発生する。手数料の1%分の楽天ポイントをポイントバック)

 

取引金額 新手数料
5万円まで 55円
(税込)
10万円まで 99円
(税込)
20万円まで 115円
(税込)
50万円まで 275円
(税込)
100万円まで 535円
(税込)
150万円まで 640円
(税込)
3000万円まで 1013円
(税込)
3000万円超 1070円
(税込)

 

・いちにち定額コース(1日の約定金額に対し手数料が発生する)

 

1日の取引金額合計 手数料
10万円まで 0円
20万円まで 210円
(税込)
30万円まで 314円
(税込)
50万円まで 471円
(税込)
100万円まで 943円
(税込)
200万円まで 2200円
(税込)
300万円まで

以降、100万円増えるごとに1100円(税込)を追加

3300円
(税込)

 

※参考 楽天証券 [手数料 超割コース いちにち定額コース]

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commission/

 

取引用口座の入金

証券会社を選択したら口座を開設するのですが、その後取引用口座に入金しないと株取引はできません。

先ほど紹介したネット証券会社以外のネット証券会社でも同様ですが、以下の2つの方法で入金します。

 

・即時入金サービス

提携金融機関でネットバンキング契約が必要です。

ほとんどの証券会社で振込手数料は無料、24時間利用可能で即時入金が反映されます。

 

・銀行振込

銀行の窓口・ATMが開いている時間帯のみ利用可能で、振込手数料が発生します。

14時前に振込手続きをするとだいたい1~2時間ぐらいで口座に反映され、14時以降は翌営業日になります。

 

どの証券会社も上記2つです。

証券会社によって、ほかの入金方法(ゆうちょ銀行振替入金など)がありますが、ここでは割愛します。

 

即時入金サービスが便利でお得ですので、ネットバンキングできない口座を持っている方はこの際に、ネットバンキングできるよう手続きするか、新しくネットバンキング口座を開設するのも良いでしょう。

 

株はどうやって買う?

証券口座に入金が完了したら、実際に株を購入できる環境になります。

まずは株取引の種類から株の買い方を見てみましょう。

 

株取引の種類

株取引には以下3つの取引があります。

 

・現物取引

自分が持っている資金の範囲内、自己資金だけで株を買うことです。

現物取引ではお金を借りて株取引ができません。

 

また現時点で手元にある株しか売れません。

メリットは株主優待、配当金(インカムゲイン)買った企業の株価が上がれば利益(キャピタルゲイン、売買差益)がもらえることです。

 

・信用取引

証券会社からお金を借りて取引することです。

具体的には自己資金や持っている株式を担保にして、最大3.3倍のお金を借りて取引ができます。

 

他にも細かな取引方法がありますが、どれも上記の取引から派生した取引となりますので、割愛します。

 

株買い注文の方法

株買い注文方法についてはSBI証券のスマートフォンサイトからの注文方法をご紹介いたします。

 

・SBI証券

1.以下へアクセスし、ログインします。

https://s.sbisec.co.jp

 

2.TOP画面の [銘柄検索] または [(国内株式)取引] をタップします。

3.買いたい銘柄を検索します。

4.検索した銘柄が表示されますので、[注文] をタップし、[注文入力画面] に切り替えます。

注: [(国内株式)取引] を選択した場合、銘柄検索をした後、すぐに [注文入力画面] に切り替わります。

 

5.買いたい株数を入力します。

6.注文方法を [成行] [指値] [逆指値] のいずれかを選択します。

7.期間は [当日中] [今週中] [期間指定] のいずれを選択します。

8.預り区分は [一般通り] [特定通り] のいずれかを選択します。

9.[確認] をタップします。

10.[注文発注] をタップします。

 

他の注文方法は、SBI証券 株アプリもありますが、※参考2 SBI証券 [株アプリ操作ガイド] を参照してください。

 

※参考1 SBI証券 [スマートフォンサイト ご注文までの流れ]

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=tool&dir=tool&file=home_smartphone_04.html

 

※参考2 SBI証券 [株アプリ操作ガイド]

https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/guide/tool/kabu_app/06_order/buyorder.html

上記が SBI証券のスマートフォンサイト、株アプリからの株買い注文方法ですが、前述で紹介したマネックス証券、松井証券、楽天証券の株買い注文方法はそれぞれ以下を参照してください。

 

・マネックス証券

※参考 マネックス証券 [買い注文のお取引デモ]

https://info.monex.co.jp/demo/buy/01.html

 

・松井証券

※参考 松井証券 [お取引の流れ(STEP2)|株を買う]

https://www.matsui.co.jp/service/stock/procedures/02_buy-order/

 

・楽天証券

※参考 楽天証券 [ウェブ 買い注文]

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/domestic/stock/demo/buy1.html

 

まとめ

今回は証券会社の選び方から、手数料説明、口座開設、入金から株の買い注文まで紹介いたしました。

各証券会社でそれぞれ特色がありますが、ご自身の状況をふまえ、やってみたい取引に合わせて、使いやすい証券会社を選択するようにしましょう。

 

 

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なぜ今お金を学ぶのか?

 

老後はどのくらいのお金が必要ですか?

何歳まで働き、どのくらい稼げますか?

皆さんの祖父母世代は、銀行にお金を預けているだけで金利が10%、親世代は7%がつきました。

今は、0.01%しかつきません。

資産が倍になるまでの年数は、10%であれば7.2年。 7%だと10.2年。

今の日本の、0.01%だと6932年かかります。

昨今の2000万円問題もあり、投資による自助努力で、老後資産を築き自身の身を守る必要が出てきてます。

しかし、焦って投資を進めてしまうのはおすすめしません。 必ず失敗します。

また、資産運用を始めるにあたり、まずはセミナーに足を運ぶ選択肢もあります。

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