株を始めたいけど仕組みもわからないし何から始めていいか全くわからない、という方は多いと思います。
何を始めるにも初めは右も左もわからない状態というのは当たり前です。
今株で稼いでる人も初めは初心者からのスタートです。
たくさんネットで調べたり書籍を読んで実践していくうちに上達していきます。
この記事では、初心者に向けて株の仕組みや銘柄選び、株価チャート、重要ポイントなどをご紹介します。
Contents
株の仕組み
株で儲けるには、株価が買った時より上がったところで売れば、その差額が儲けになるのです。
これが「値上がり益」です。
つまり、安く仕入れて高く売るというとても単純ですが、上手に売買できれば大きな利益を得ることができます。
コツとしては、良い銘柄を選ぶこと、良いタイミングで売買することです。
良い銘柄とは、利益をしっかり稼いでくれる会社の株です。
今後利益がグングン伸びていく会社が良いです。
そのような会社なら、「自分もその会社の株主になりたい」という人が増え、株価が値上がりしていくはずです。
しかし注意点があります。
他のビジネスなどでもそうですが、できるだけ安く仕入れなければ儲けることはできません。
なので、「こんなに良い株が安い値段で売られている」というものを見つけることが賢い株の買い方です。
まずはネット証券に口座を開設する
株の売買は、ネット証券で行うことをおすすめします。
ネット証券なら手数料がとても安く、豊富な情報も得ることができ、素早く手軽に注文を出すことができます。
株で儲けるにはコストを安く抑えること、良い情報を仕入れること、機敏に売買することがとても重要です。
おすすめはSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券です。
選ぶポイントとしては、手数料、情報の充実度、取扱商品、経営の安全性です。
上記の4つの証券会社は全て揃っているのでとてもおすすめです。
これらの証券会社のHPから口座開設申し込みをし、本人確認書類提出などの手続きを済ませれば1〜2週間で口座開設が完了します。
銘柄の選び方
ポイントは2つあります。
業績の良い会社を探すこと、それを安い株価で買うことです。
業績の情報や株価の情報が必要ですが、これらの情報はネット証券に全て載っています。
調べたい銘柄の名前や銘柄コードで検索することで、会社情報や業績推移、株価のチャート、その会社に関するニュースなどを見ることができます。
チャートに関しては、主に「テクニカル分析」を使用します。
この記事でも少しご紹介しますが、たくさん手法がありますので多くの書籍を読み、学ぶことをおすすめします。
良い会社かどうかは数字で確認する必要があります。
売り上げや利益が順調に伸びているかをチェックします。
業績はその会社のHPでも見ることができますし、証券会社のHPで銘柄検索をして確認することができます。
ポイントとしては会社が出している今期の業績の予想は達成できそうなのか?
来年以降も好調は続きそうか?というところをチェックします。
また、商品やサービスは魅力的なのか?
まだ業績は伸びそうか?
ライバル会社との競争が過熱していないか?
ということも重要になります。
株価チャートで売買タイミングを決めよう
ここまでは「良い株を安く買う」ための手順やコツを紹介してきましたが、実際にどのようなタイミングで売買するかを決めるには、株価チャートが役立ちます。
株価チャートとは、株価の動きをグラフにしたものです。
これを見ることにより、「まだ下落が続いている」「この銘柄を買う人が増えてきた」「そろそろ下降してきたから売り時かな」という感じで株の状態を見ることができます。
そして、今買うべきなのか、もう少し待った方が良いのか、というところを判断することができます。
初めに言いますが、株価チャートは全く難しくありません。
先程たくさん手法があると言いましたが、手法がたくさんあるだけで、使用するのは個人差がありますが1〜3つくらいで十分だと思います。
手法を多く使いすぎると売買タイミングを適切に決めることができないので注意が必要です。
3つのトレンドを意識する
株価チャートにはトレンド(流れ)があります。これを意識することで利益に繋がります。
株価はずっと上昇や下降をするわけでなく、上下しながら上昇や下降をしていきます。
ジグザグになりながら上に向かう、または下に向かうといった感じです。
また、上下しながらも横ばう動きもあります。
つまり、上がるか下がるか横ばいか、この3つしかありません。とてもシンプルです。
ここで注意することは、下降トレンドが続いている時には株を買っても下がる可能性が高いということです。
つまり逆に考えると、上昇トレンドが続く銘柄を選ぶ方が稼げる可能性が高いというわけです。
株の動きというのはとてもダイナミックで、一度トレンドが生まれるとその方向にしばらく向かう習性があります。
なので上昇トレンドが開始されるくらいに購入することで、安く仕入れることができます。
大きく捉えると、下降トレンド〜横ばい〜上昇トレンドという流れです。
この大きな流れを意識することで売買タイミングを決めることが可能です。
移動平均線
株価チャートの中に移動平均線というものがあります。
株価は毎日のように上下動しますが、移動平均線は一定期間の平均値を結んだ線なので、この毎日の動きをならして滑らかな動きになります。
そしてその線の向きが株価の「トレンド」を示します。
移動平均線はさまざまな期間のものを描きますが、よく使われるのは、日足チャートでは5日、25日、75日移動平均線です。
週足チャートでは13週、26週、52週移動平均線などです。
これらを指標として、今トレンドは上昇なのか?下降なのか?横ばいなのか?を知ることができます。
重要ポイント
儲けやすい時期、儲けづらい時期
株には儲けやすい時期と儲けづらい時期が繰り返しやってきます。
例えば、儲けやすい時期は2003年〜2006年でした。
なのでこの頃は資産を大きく増やす人が続出しました。
しかし良い時期は続かず、その後はだんだんと儲けづらくなり、日経平均株価も下がり始め不景気になっていきました。
このように、儲けやすい時期は良いとして、儲けづらい時期にどうするか?ということが重要になってきます。
こうした時期にムキになって投資をしても資産は減るばかりなので、対処法としては投資額を減らすか一旦投資を休むことを考えた方が良いです。
その後、チャートやニュースを見ていれば状況が好転し、全体的に相場が上昇する時期が来るのでその時にまたガツガツ投資すれば、さほど資産を減らさずに済みます。
また、儲けのチャンスは4〜5年ごとにやってくることもポイントです。
分散投資をするべし
資産の全てを1つの銘柄に投資してしまうと、その銘柄が暴落した時に大損してしまいます。
なので資産全てを投資する場合、いくつかの銘柄に分散して投資することをおすすめします。
または、資産全てを投資せず、総資産の6割だけを投資するという方法を取ることもおすすめします。
まとめ
初心者にとって「株」と聞くと少し難しいという印象があるかもしれませんが、意外とシンプルだということがわかりましたでしょうか?
単純に安く買って高く売るだけなのです。
株の売買は購入するまでがとても大事になります。
いかに研究を重ねるか、が大事で、初めは利益がうまく出なくても研究を重ねればそれが糧となり、いつか全てが繋がりトントン拍子に稼げる日が来ます。
稼げるスピードは人それぞれですが、とにかく根気よく研究し、続けることで素晴らしい結果にたどり着くはずです。
以上、[初心者必見の株のやり方]銘柄選びと売買タイミングといった重要ポイントを解説する。...でした。