2月の株主優待で注目すべき株は?飲食店経営の銘柄に高利回りあり

二月に株主優待の権利を迎える企業の中から、特に投資家からの人気が高く、利用価値のある内容を伴う銘柄を紹介していきます。

株主優待の王道とも言える食事券や自社サービス優待のほか、QUOカードなど使い勝手の良い優待を出している企業もチェックしていきましょう。

 

食品や食事券の株主優待を提供する企業

吉野家ホールディングス(9861)

牛丼チェーン大手の吉野家が用意している株主優待は、吉野家系列で経営している店舗で使用できる食事券で、100株の保有から優待の権利を獲得することができます。

100株でも3,000円相当と十分な優待内容ですが、1,000株以上で6,000円相当、2,000株以上で12,000円相当の食事券にまで優待が上がることも魅力的です。

 

しかも配当は2月と8月の年に二回訪れますから、最大で年間24,000円分の食事券をゲットできることになります。

牛丼並盛の価格は2019年11月現在で352円ですから、株を保有しているだけで悠々60杯以上の牛丼を食べられるという計算です。

 

吉野家の株価は現在2,729円なので、272,900円の投資でも3,000円相当の優待を受けられる、投資家が覚えておくべき二月の銘柄筆頭と言えるでしょう。

 

クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)

クリエイト・レストランツ・ホールディングスでは、自社グループが経営を行っている店舗で使える食事券を株主優待にしています。

100株の保有でも3,000円相当の食事券が貰えるほか、500株で6,000円相当、1,500株で15,000円相当、4,500株なら30,000円相当の食事券に変わります。

 

配当は年に2回、2月と8月に行われますから、最大で年間60,000円相当の食事券が手に入る計算で、贅沢がしやすくなることも間違いないでしょう。

使用できる店舗としては、居酒屋の磯丸水産、食べ放題の雛鮨やリオグランデグリル、はーべすと、さらにレインフォレストカフェなども含まれています。

 

200株以上を1年間保有し続けていると1,500円分の食事券が追加進呈されることも魅力の一つで、100株の取得にかかる費用は約185,300円です。

 

ドトール・日レスホールディングス(3087)

日本全国で低価格路線のカフェ「ドトール」を展開しているドトール・日レスホールディングスの株主優待は、もちろんドトールで使えるバリューカードです。

100株で1,000ポイント、300株で3,000ポイント、500株で5,000ポイントのバリューカードが進呈され、1ポイント1円としてドトールなどで使用できます。

 

100株を保有して権利確定を迎えれば、コーヒーを4杯程度飲める計算になるので、日頃からドトールを利用する方にとってはとてもお得な優待になるでしょう。

現在の株価は2,216円で、100株の取得には221,600円程度の投資が求められますが、1.49%程度の配当利回りも付き、長期保有にも向きます。

 

ジェイグループホールディングス(3063)

居酒屋チェーンなどを経営しているジェイグループホールディングスでは、自社店舗で使える食事券を2月と8月の年に2回株主優待として提供しています。

具体的には100株で2,000円相当、200株で4,000円相当、600株で8,000円相当、1,000株で12,000円相当の食事券が進呈されるという優待内容です。

 

ジェイグループホールディングスの強みは優待利回りの良さであり、100株を72,700円程度で購入できる低位株なので、優待のお得感が増しています。

グループ店には居酒屋の芋蔵、博多かわ屋、高田屋、レストランのTODOS、うな匠などがあり、好みや気分に応じたお店で優待食事券を利用することが可能です。

 

配当利回りは少ないので現金収入には期待できませんが、優待利回りを重視して投資先を探す方にとっては深く注目すべき銘柄になっています。

 

商品券の株主優待を提供する企業

イオンモール(8905)

イオンモールが株主優待として提供しているのはイオンギフトカードで、イオン系列の店舗で使用できるプリペイドカードが100株単位から提供されています。

100株で3,000円相当、500株で5,000円相当、1,000株で10,000円相当のイオンギフトカードになるので、日頃行う買い物の負担を大幅に減らすことが可能です。

 

しかも商品は自分で選択することができ、イオンギフトカードのほか、同じ価格相当のカタログギフト、あるいはカーボンオフセットの購入にも充てられます。

また、保有期間による補正も実施され、3年以上の継続保有で最大10,000円相当のギフトが追加進呈されるため、長期投資しがいのある銘柄です。

 

現在の株価は1,772円なので比較的入手しやすい銘柄であり、177,200円相当の投資でも3,000円相当のギフトをリターンとして受け取れるため魅力に富んでいます。

 

自社サービス系の株主優待を提供する企業

ビックカメラ(3048)

家電量販店の最大手として全国展開を果たしているビックカメラでは、ビックカメラやコジマで使えるお買物券を株主優待にしています。

2月と8月の2回に渡って株主優待を提供していますが、貰える金額には差額が生じており、2月のほうがお得に優待を受けることが可能です。

 

100株なら2,000円相当、500株なら3,000円相当、1,000株なら5,000円相当、10,000株なら25,000円相当が株主優待で提供される商品券の金額になります。

高額な家電製品の購入には足りない額の優待ではあるものの、ちょっとした買い物の足しに使える便利な優待と言えるでしょう。

 

継続保有が1年以上で1,000円分、2年以上で2,000円分の商品券が追加提供されることも魅力的で、100株の取得に必要な金額は124,200円と比較的安値です。

 

東宝(9602)

映画を頻繁に見るという方におすすめできるのが東宝で、東宝系列の映画館で使用できる優待割引券を100株から手に入れることができます。

100株で2枚、500株で8枚の割引券が2月と8月の年に2回提供されているので、頻繁に東宝系列の映画館や劇場を利用する方にとって見逃せません。

 

東宝の特徴は大量に保有している株主に対して優しいことで、1,000株以上を保有していると、株主本人が利用できる映画招待券が進呈されています。

個人投資家にとっては少し縁遠い話ですが、10,000株以上を保有すると10シート分の招待券が提供されるので、ほぼ月に1回のペースで無料の映画鑑賞が可能です。

 

東宝の株価は4,450円と高額ですが、1株あたり35円の配当も付きますから、東宝好きで資金に余裕がある方には強くおすすめできます。

 

高島屋(8233)

大手百貨店の高島屋が提供している株主優待は、全国の高島屋で利用できる株主優待カードで、これを提示すると10%割引を適用した買い物ができます。

ただし100株の保有では利用限度額が30万円までに制限されてしまい、限度額なしの優待カードを希望する場合には500株以上の保有が必要です。

 

10%の割引総額が30,000円未満の場合には100株、それ以上の割引額になるお買い物をする場合には500株を保有すると良いでしょう。

高島屋の株価は1,337円なので、100株の取得には133,700円、500株の保有には668,500円が必要で、優待は2月と8月の年に2回行われます。

 

注意点としては、ハイブランドのお買い物には優待カードを適用できないことが挙げられるので、高級品の買い物を予定している方は注意しましょう。

 

まとめ

二月に優待を確保できる企業も多く、人気レストランやカフェ、居酒屋チェーンによる食事券の優待は、知人へのプレゼントとしても喜ばれることでしょう。

数そのものは少なくなりますが、商品券を提供している企業もあり、二月も様々な投資家のリクエストに応える企業の銘柄に触手を伸ばすことができます。

 

株数が多いほど得をしやすい銘柄も含まれているので、予算や条件をしっかりと確認しながら、有利に資産を運用できる株を探して投資してみてください。

 

 

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